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7/24/2021, 10:30:12 AM



友ならずっと昔に存在した


よく皆で集まり円になって談笑していた。

たわいも無い話で笑い合い、
共に酌み交わしたりもした。

そんな日々がずっと続くと思っていた。


ずっとずっと遠い過去の事。

今は独り。

それでも進むしかない。

7/17/2021, 2:50:38 PM




人を傷つけ自分のことすら愛せず
心が腐り堕ちていたのも遠い日の記憶。


絶対に忘れてはならない痛み

絶対に忘れてはならない記憶


彼らに恨まれるのも憎まれるのも至極当然のこと。

傷つけた人達以上に多くの人を
敬い大切にし助けていかないと。

まだまだ始まったばかりなんだ。

7/14/2021, 5:44:50 AM



優越感など感じたことはなかった。


劣等感の塊だった。

7/8/2021, 1:27:11 PM




「少し付き合ってくれますか?」


そう唐突に君が言ってきたのを今でも覚えてる。

真っ直ぐで儚げでそれでいて
力強い意志を感じさせるその目で、
俺の顔を見据えてきた君を。


祭囃子の音が聴こえる傍ら
君と横になって歩いていた。

大勢の人々が行き交う雑踏の中
君は淡々と話を続けていた。


「このままずっと人を恨みながら、生きていくんですか?」

「独り善がりの生き方はいずれ貴方を苦しめます」

「人を苦しめてもその先には何も有りません」


余計なお世話だと思った。

しかしそれに理解を示そうとしている自分もいた。

分かってはいる。

人を恨み、嘆き、痛め続けた先に
真の意味での幸せなど訪れはしないと。

だが自分にはそんな生き方しか出来ない。

後悔と後戻り出来ない暗闇の中で
必死にもがき苦しむ気持ちがお前に、
分かるのかと内心そう考えていた。


「君には関係ない」


揺れる水面に街の明かりが
ゆらゆらと映り込んでいた。

闇の果てに灯る白昼夢のように___

7/2/2021, 6:29:53 PM



ずっと自分は日差しの当たる道ではなく、
日影の道を歩くべき人間だと思っていた。

少しでも陽に触れれば吸血鬼のように
たちまち灰になりそうなくらい
それほど身も心も弱りきっていた。

だから、闇を選ぶしかなかった。

光に拒絶されるのであれば
闇を受け入れるしかなかった。

哀しみと虚無と怨嗟の念が
渦巻く終わりの無い日々の中、
足が沈みそうな暗闇の中を
歩いていくしかなかった。

歩いて、歩いて、歩き続けて

ようやく救われると思った矢先
手に入れるはずだった果実は、
目前で枯れ果ててしまった。


一体ここまでなんの為に____

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