臨時班長

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11/1/2023, 5:00:39 PM

不変

永遠…そんなものはあるのだろうか。
不変なものはなく、変わりゆく世界。
変わらないということはゆっくり退化しているのだと母は言う。
私は変わりたくないのだ。
だが、周りは変わっていく。
変わらないと生き残れない。
そんな環境で今日も生きている。
過去の自分を捨てて。
きっと、皆も。
だから、変わらないものを探したよ。
考えて、考えて。
だからわかったの。
結局、変わらないことは『過去』のみだと。
私が捨て去った『過去』
それが、私が欲しかった不変。
「何だか…哀れだね」と、彼女が言った。

永遠に

8/27/2023, 2:30:58 PM

傘をさせば意味がない

雨が降ったら、立ち止まってしまう。
すると、あの話を思い出す。
――
「雨の日だけね、泣いてもいいんだよ」
彼はそう言った。
「何でなの」と聞いてみる。
「だって、雨が涙を隠してくれるでしょう?」
ふーん。
なんで隠さなくっちゃいけないのか分からなかった。
ザーッと雨の音が聞こえる。
そういえば、傘をさしてたはずなのに彼の顔にはツーっと水が流れていたなぁ。
いつの間にか私も彼と同じように水が流れていた。

雨に佇む

8/26/2023, 2:22:26 PM

線香花火

今日は友達と花火をした。
とても綺麗だった。
特に、線香花火。
ゆっくりと火が灯ると、パチパチと火花を散らす。
そして最後を迎えることができればまた、ゆっくりと火が消える。
落ち着いて見ておかなければ、すぐに落ちてしまう。
何だか人生みたい。
おわり 8月 26日

私の日記帳

8/24/2023, 2:45:01 PM

もしもの話

諦めて忘れようとしても、ふと思い出す。
いや、忘れたい訳ではないんだよ。
だけど、やっぱり思い出すと苦しくなるというか、また戻りたくなってしまう。
あの頃に。
明日、目が覚めて戻っていたらどうしよう。
もっと自由に過ごす?
もっと遊ぶ?
もっと貴方と話す?
そう、考える。
もしもの話。
夢から覚めたくないな。
どうしようもないけどさ。

やるせない気持ち

8/23/2023, 2:13:01 PM

海に逝くために

海を見てると自分が考えることなんか小さく見えて、どうでもよくなるらしい。
青くて、キラキラしてて、皆が楽しそうにしてる。
そんな場所なんだと聞いたことがあった。
私も海にいってみたいな。
あ、でも死んだらみんな海に還るんだって。
そしたら海を見てみたい。

海へ

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