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8/18/2024, 1:12:38 AM

小さい頃、私は満たされていたのかそれとも逆に遠慮があったのか、欲しいものというのが特になかった。
だから誕生日プレゼントに何が欲しいかと聞かれても回答に迷ったし、好きなキャラクターを何か1つ持っておく事が私自身の個性になるだろうと思って、特に好きでもない『くまのプーさん』を好きだということにして、プーさんを好きな子どもを演じていた。

誕生日に貰ったのは、立派なプーさんのぬいぐるみと目覚まし時計。
ぬいぐるみはベッドサイドにいつも置いていた。目覚まし時計は壊れるまで使った。

大学生になって実家を離れ、ぬいぐるみの存在はすっかり忘れていた。
月日が経って、結婚して子どもが生まれ、実家に帰ると、懐かしいおもちゃがたくさん並べられていた。ぬいぐるみも大量にあり、その中に私の『くまのプーさん』のぬいぐるみも座っていた。20年以上経っているとは思えないほど状態がよかった。
3人姉妹だったので、親はどれが誰のぬいぐるみでどんなエピソードでそれを手に入れたんだったか、さっぱり忘れていた。「懐かしい」と私が言うと、「そうだったっけ」と照れくさそうに笑った。

3人の子どものうちの1人が、プーさんのぬいぐるみを気に入って、どうしても連れて帰ると言った。
大事に抱きしめて帰り、ままごとでお世話をして、毎日一緒に眠っている。
不思議な縁があるものだな。

大好きな人からもらったプレゼント。
どうしても捨てられないもの。
今は、大好きな人にあげることができた。
捨てられない性分も、悪くないと思った。

8/9/2024, 11:25:38 AM

「上手くいかなくたっていい」と言える理由は、「失敗は"延期された成功"」だと知っているから。

「上手くいかないかもしれない」に前向きに立ち向かえる人は、失敗も経験値だと捉えている。

例えば、自分はAという結果が得られると思っていた。だけどそうではなかった。
それが、「上手くいかなかった」ってことだと思うんだけどね。
それは言葉での表現としては失敗だと表されるけど、その失敗は実際には無価値でも無意味でもなく、「Aではなかった」という結果が得られた貴重な経験値なんだ。
だからその「Aではなかった」という経験が、いつか得られる成功の鍵になる事があるかもしれない。

だから「もう一回」って言えるんだよね。
いつか出会えるはずの"延期された成功"を求めて。
それは自分が最初に望んだ結果と違う形の成功かもしれない。それとも望み通りの理想を体現した成功かもしれない。未来はわからないけどもね。

だから、上手くいかなくたっていいよ。
今は価値を見いだせなくても、何かに真摯に向き合った経験はいつかきっと役に立つから。


追記
書くのを忘れていました…
「延期された成功」っていうのは私が考えた言葉じゃなく、レイ・カーツワイルの言葉です。

8/9/2024, 3:48:30 AM

蝶よ花よってちやほやの語源らしい
蝶や花や→ちやほやなんだってね

ちやほやされるのは好きではない
道化になれと言われているみたい

7/11/2024, 3:31:25 AM

「──、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変わっているのを発見した。」

は、「目を覚ますと」か…

7/5/2024, 3:47:04 AM

「何故ひとは善く生きるか、善く生きたいのか。」というところで、
『誰かが見ているから』というよりも
『誰かのため』というよりも
『ただ自分が真っ直ぐにありたいから』というよりも
『すべてを神様だけが知っているから』といったら、なんとなく、「そっかあ。」と納得がいく

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