30日目【誰もがみんな】
30日目書く習慣のチャレンジが、今日でゴールを迎えた。
最初はお題と自分の気持ちを結びつけ、文章の中や最後にお題を入れ込んでいたが、書いているうちに、その手法はダサく感じられてきたので、止めた。
また、最初は随筆を書いていたが、冒険をしたくなり、プロットなしで、物語も書いてみた。
もともとは、自分の中にある「恐怖」と向き合う為に取り組んだのだが、書いているうちにどんどんこの場が、文章を書く「修行の場」になった。
「恐怖」はどうでもよくなった。
それから、同じようにnoteなどのサイトで、30日文章チャレンジしてる方が複数いたが、連日書くのは難しい人もいることがわかった。
誰もがみんな、このチャレンジを簡単に達成できるのではないとわかったことで、私は文章を書くことが、人よりも苦にならないことが、わかった。
それは、自分の得意なことへの確信に繋がった。
一旦、このアプリでの「書く習慣」は止めるが、何らかの形で、この習慣は続けたい。
29日目【花束】
体の痛みが続く中、頑張って仕事を続けてきたことを褒めよう。
辞める決断をしたことを褒めよう。
体がきつくて、直ぐにでも辞めたいけど、きちんと手順を踏んで辞めることができたのも褒めよう。
明日で30日チャレンジの最終日を迎えるから、挫けなかったことを褒めよう。
自分に花なんか買ったことはないから、明日は30日チャレンジ達成のお祝いの花束を買おう!
28日目【スマイル】
「いつもニコニコしているね」
子供の頃は、褒め言葉だった。
何にも考えてなくて、ただ毎日マイナスやネガティブな気持ちじゃないから、ニコニコしてたんだけど。
大人になったら、いつもニコニコを「裏がある」やら「打算的」やらムカつく態度だと思う人がいることがわかった。
当の本人は、子供の頃からあんまり変わってなくて、マイナスやネガティブな気持ちを持ちにくい気質で、何にも考えてないだけなんだけど。
それが「嫉妬」になるなんて、考えが及ばなかった。
確かに、生まれてからマイナスやネガティブな気持ちを多く持つ気質だと、ニコニコは「そうなりたかったけど、出来なかった自分」を感じて、腹が立つんだろうな。
残念だけど、人を傷つけないニコニコなんて、この世には存在しないんだろうな。
だから、マイナスやネガティブにまみれて、ニコニコに嫉妬して文句を言う人のことは、気にしないべきなのだ。
27日目【どこにも書けないこと】
2月いっぱいで退職することにした。
建前は体が不調続きで、3月からの繁忙期に耐えられそうもないのと、4月から会社が要求するように、確実に本調子に戻るか自信が持てないから。
別の職場で働いていた時、今の職場のビルを見て「ここで働きたい」と思っていた。
だが入社前の面接後から、辞退したかった。入試が決まってからも、辞退しようとした。嫌で嫌でたまらなかった。
辞退しなかったのは、夫から「何考えているんだ!」と強い口調で言われて、反対されたから。
初日で嫌な感じだったら辞めようと思った。でも働きやすそうだった。続けてみても、人間関係は悪くないし、仕事内容も事務で雑務だし、内容の割に給料は良かった。
長く働いている人ばかりだし、期間限定で入っていた派遣の方からも、良い職場だから絶対続けてと言われた。
オフィスビルも新しく、綺麗だった。
私はなぜ、職場に行きたがらなかったのか、不思議だった。
だけど、入社して半月で病気になり、1週間休むはめになった。その後も後遺症が2ヶ月続き、治ったら、1ヶ月は元気だったけど、また病気になって、入院する状態にまでなってしまった。
で、また後遺症が長引き、きつい日々を過ごしている。
再度病気になって、4ヶ月になる。
その間、体がキツくて辞めようと何度も考えたが、一過性の体の辛さで退職を決めちゃダメだと、踏ん張っていた。
入院して治療したら楽になるって思っていたけど、今も薬が手放せない。
ついに、踏ん張りが効かなくなって、辞めることにした。辞めようと何度も思ったのに、辞めたくない気持ちがある。もったいないから。
でも、私にとってこの職場は、人間関係も仕事内容も給与も問題なくても、「合わない」職場なんだと思う。
本来ならなら年度末までいたほうがいいけど、これ以上続けたら、また病気になると感じるので、退職を早めた。
スピリチュアルとか波動とか、普段は気にしてないし、そこに原因を求めるのは、責任転嫁だと思っているから、嫌だ。
でも今回はさすがに、職場と私の相性の悪さに何かしらの因果があるのでは?と思っている。
こんなこと、職場の人には言えない。おかしいのは私だけなんだから。
26日目【時計の針】
静かな寝室に響く。
いつもは気にならないのに。今日はいろいろ考え事をして、眠れないから気になって仕方ない。
左回りに巻き戻せるなら、体を壊す前の私に戻りたい。
体を壊さない選択をしたい。
そしたら、今みたいな考え事をしなかった。
今より良い現在があったはず。
時計の針の音を聞きながら、目を閉じた。
時は前にしか進まない。
過去の選択を悔いるのではなく、学びを見つけよう。