りん

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11/22/2024, 12:36:03 PM

夫婦って
いつかは別れるものだと思ってた。

でも旦那さんに出会って
その考えは塗替えられた。


お互いに支え合いながら
一緒に笑いあって

お互いしわくちゃになっても
手を握ってお散歩もして

一緒にお茶を飲んで
美味しいねってほっこりして


そんな
平凡で小さな幸せがある毎日を
一緒に積み重ねていきたいと
旦那さんは言ってくれた。

それは私にとっての理想で
諦めていた未来だった。

でも

同じ未来を夢見てくれるこの人となら
諦めていた未来も
きっと現実になると思った。

この人とだから
私は夫婦になりたいと思えた。



#夫婦

11/20/2024, 8:13:20 AM

初めて手作りしたジェルキャンドル

底には海をイメージした白い砂を敷き詰めて
淡いピンクや白い小さな貝殻を散りばめる。

最後に金色の錨を沈めて
アクアブルーから徐々に透明になるように液体を注ぐ。

いくつかの気泡を閉じ込めて
固まったジェルキャンドルは

静かな海底を切り取ったように
綺麗だった。


あのジェルキャンドルは
当時の恋人にあげたけど

彼はそれを
どこかになくしてしまったらしい。


簡単に手放されて

火を灯すことも
観賞用としても
役目を果たせなかったあの子が
まるで自分のようだと当時は思った。


そんな苦い思い出のあるキャンドル。

今ではもう
なんの思い入れもない。

彼に対する想いは
もう燃え尽きて
灰になって消えたあとだから。



#キャンドル

11/17/2024, 12:01:56 PM

夏は暑い。


私の旦那様は暑がりだから

ずっとくっついていたくても
夏だけは暑いからと
逃げられてしまう。

でも
だんだん寒くなれば

ずっとくっついていても怒られない。

白い息を吐きながら
年中温かい、カイロみたいな手のひらに
右手を包んでもらえる。


たとえ寒くなくても
“寒い”って言いながら
べったりくっつける絶好のチャンス。

寒い冬は嫌いだったけど
今は冬もけっこう好き。

だから早く
寒くなってくれないかな。


#冬になったら

11/15/2024, 1:05:50 PM

片手に乗るぐらいの
小さくて温かくて、柔らかい生き物

黒目がちな目は
私の服のヒモに集中していて
何を見てるのかな、なんて見ていた

次の瞬間

ヒモ目がけて
短い手を目一杯広げて飛びかかってきた。

でもそれは最初の勢いだけで
大した飛距離もなく
地面に前足をぺたんとついて終わった。

パヤパヤした産毛に
このふわふわした動き

目の前にいる子猫の存在全てに
私達のハートは射抜かれた。


あの日から
この子は私達の家族になった。

子供のいない、私達夫婦にとって
この子は本当に
我が子同然だった。

あれから4年経った今では
子猫時代の10倍の大きさになって
家の中を我が物顔で歩いている。

お腹丸出しで寝ている姿は
まぁまぁ貫禄が出ている。

人で言えば、もう私と同い年くらいの年齢。

私が4つ年を取る間に
この子はもう
私と同じぐらいのニャン生を過ごしている。

子猫の時は
成長していく姿が微笑ましかったけれど
今はもっと
ゆっくり年を取ってほしいと願う。




#子猫

11/12/2024, 2:34:17 AM

ずっと
空を見上げるしかなかった。

誰かが飛んでいくのを
見送るしかできない。

みんな私をおいて行ってしまう。

でも
羨ましいと思ったことはない。

だって私の翼は
飛べないけれど
みんなに綺麗だって言ってもらえるから。

翼を広げて踊ると
みんな私の周りに集まってきてくれる。

だからさみしくないの。

飛べないことを
バカにされることもあるけど
私が翼を広げると
逆に羨ましそうな目で見てくる。

だから
私は飛べなくても
今の私に満足してる。

私の翼は唯一無二

“飛べない翼も珍しいでしょ”

って
みんなに自慢しているの。

私は
誰にもないものを持っている。

それを悲観したりしない。

みんなと違うことは悪いことじゃない。

せっかく特別なものを持っているなら
悲観するのはもったいないもの。



#飛べない翼

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