あの日約束したこと覚えとる?
俺、絶対生きて帰ってくるから待っとってな?
貴方はそう言ってくれた。
あれから5年
貴方は確かに帰ってきた。
戦争中ずっと頑張って、頑張って戦っていました
私にそう伝えてくれた貴方の同僚
遠い約束、貴方との
貴方が守ってくれなかった約束。
花が咲く季節。
庭にいっぱいにはな。
貴方の上で綺麗に咲いてるよ?
綺麗な綺麗な赤い花。
不
ずうっと一緒だよ..?
お友達が関西弁で書けって言ってきました!
リクエストには答えるタイプ
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『好きだよ』
放課後の教室。
西日が差し込む中、俺とあいつだけが残ってた。
「なあ、今朝の数学の課題……まだやってへんの?」
あいつ――千紘(ちひろ)は机に突っ伏して、ぐうたら声で答えた。
「やってへん、ってか、もう無理やろ。提出終わったし」
俺は笑いながら、プリントを見せてやる。
「ほれ、写してもええぞ、今日だけな」
「お、優しい。やっぱ好きやわ~」
「……ほんまに適当やな」
冗談めかして言うその「好き」は、何度聞いても心臓にくる。
ほんまは、俺も――
「なあ、じるってさ、好きな人とかおるん?」
急に真顔になって、千紘が聞いてきた。
俺はうまく言葉が出んくて、机の隅っこを指でなぞる。
「おるよ」
「へえ~。誰?」
沈黙。
ほんまは、このタイミングで言えたらええのにって、何度思ったことか。
けど、今日は――
「千紘やで」
その瞬間、窓から風が吹いてカーテンがふわっと揺れた。
千紘の目がまんまるになって、そして、ふっと笑った。
「……あは。そっか。実はうちも、ちょっとそんな気してた」
頬を赤くして、いつものふざけた声じゃなく、少し震える声で言った。
俺はそっと、もう一度言うた。
「好きだよ」
それからしばらく、ふたりとも黙ったままやった。
教室の中は、カーテンが揺れる音と、遠くから聞こえる部活の声だけ。
千紘がゆっくり立ち上がって、俺の机の前まで来た。
「……ほんまに、うちでええの?」
照れくさそうに言うその顔は、いつもの元気な千紘やなかった。
俺は、まっすぐ目を見て、うなずいた。
「ええよ。てか、千紘がええんや。昔からずっと」
千紘は一瞬だけ驚いた顔して――それから、ふわっと笑うた。
「そっか……ほんなら、ちゃんと言わなあかんな」
心臓の音がうるさいくらい響く中で、千紘の口からこぼれた言葉。
「うちも、好きやで」
たったそれだけで、世界が少し明るくなった気がした。
なんてことない教室が、映画のワンシーンみたいやった。
「なあ、じる。付き合うとかって、どうしたらええんやろな」
「知らんけど……まあ、まずは放課後一緒に帰るとこからとか?」
「そんなん、今からでもできるやん」
そう言って千紘は、俺のカバンをひょいと取って廊下へ出た。
「な、はよ来ぉへんかったら置いてくでー!」
俺は慌てて後を追いながら、思った。
ああ、これが「始まり」なんやって。
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君とならずっと一緒にいたいな
大好きな恋している人にそうやって言われて嬉しくない人はいない。
僕も少し嬉しかった、同時に少し寂しさも覚えた。
僕はいわゆる、同性愛者だ。
きっと彼は恋愛ではなく、友情みたいな意味で、その言葉を言ったんだと思う。
僕もだよ
そう言って僕は俯いた。
照れたのもあるし悲しかったのもある。
沈黙が続く
珍しいな、いつもなら彼から何か話題をくれるはずなのに。
そう思い、チラッと横を向くと 顔を赤くしている彼がいた。
顔赤いよ、大丈夫?
そう聞くと、彼はいきなり僕の手を取りこういった。
ねぇ、今のどういう意味でいった?友達としてそれとも....ソノ...まぁ..ウン?
ぽっ
きっと漫画ならそういう効果音がつくだろう。
僕も顔が赤くなった
えっと、恋愛的な意味で...ごめんねキモいよね..
否、キモくない。僕も同じ。
めっちゃいいところ(?)だけど、力尽きました..