「過ぎた日を思い出す」
受験勉強の果てしなく迫られた状況で、
ふと2年前ことを思い出した。
あの時は幸せだったと、
中学1年生、慣れない環境で、慣れないテスト
キツかったはずなのに今は幸せと思える不思議。
そんなとき、ふと思ったことがあった。
私達は飼い慣らされてると、
小学生の時は、幼稚園のお昼寝を羨んだ
中学生の時は、小学校の自由さを羨んだ
じゃあ、高校生では中学の時を羨むのだろうか、
大学生になれば高校の時を羨むのだろうか、
私達はレベルの上がる檻に閉じ込められているのだと。
自分から途中でその檻から出る機会は平等にあるが
その先の安定を保証してくれる人は誰も居ない。
いつしか苦しみに慣れて、対応してしまうのだろうか。
大人が好む子供に。
社会が好む人間に。
世界が好む社会に。
そうやって、終わりの無い苦しみから逃げるために
縋り続ける
美化された、過ぎた日を思いだして
「形の無いもの」
それは、私と貴方の間にあるもの。
それは、目には見えない大切なもの。
それは、言葉では表せないほど
美しく、儚く、脆く、尊いもの
それは、時々迷い、時々不安になるもの
それは、お互いを支え、幸せを与えるもの
それは、決して取り出して、目で見れるわけでは無いが
貴方と私で形作る、
「恋する感情」
「大事にしたい」
大事にしたいって思うけど
大切に、大切に思えば思うほど
別れが辛くなる
大事にしたいって思いたくないんだ。
でもね、
もう大事にしたいって思うもの増えすぎちゃった。
どっちを選ぶ方が、
私は幸せになれるんだろう。
ねぇ、誰がその答えを知ってると言うの。
「花畑」
光が降りそそぎ私を強く照らす
肌を刺すような暑さと、毛穴から汗が流れ出る
花の匂いを乗せた少し生ぬるい風が
私の肌を優しくかすめた
目の前には一面に広がった花畑
そして、私に笑いかける貴方。
貴方は風をかんじ、私がシャッターをきる
まるで映画のワンシーン。
そんな夏の終わりの、一部分。
「カレンダー」
5月29日
貴方に勇気をだして気持ちを伝えた日。
そして貴方と結ばれた日。
1月23日
貴方と別れた日。
死にたくなった日。
3月22日
貴方とまた思いが通じ合った時。
そしてまた結ばれた日。
9月11日
今日も貴方が大好きです。
私のカレンダーは貴方でいっぱい。
前にめくっても、後にめくっても。
これからも、
カレンダーを貴方の名前でいっぱいにしたい。
1年後も、2年後も、3年後も
貴方と未来を共にしたい。