「過ぎた日を思い出す」
受験勉強の果てしなく迫られた状況で、
ふと2年前ことを思い出した。
あの時は幸せだったと、
中学1年生、慣れない環境で、慣れないテスト
キツかったはずなのに今は幸せと思える不思議。
そんなとき、ふと思ったことがあった。
私達は飼い慣らされてると、
小学生の時は、幼稚園のお昼寝を羨んだ
中学生の時は、小学校の自由さを羨んだ
じゃあ、高校生では中学の時を羨むのだろうか、
大学生になれば高校の時を羨むのだろうか、
私達はレベルの上がる檻に閉じ込められているのだと。
自分から途中でその檻から出る機会は平等にあるが
その先の安定を保証してくれる人は誰も居ない。
いつしか苦しみに慣れて、対応してしまうのだろうか。
大人が好む子供に。
社会が好む人間に。
世界が好む社会に。
そうやって、終わりの無い苦しみから逃げるために
縋り続ける
美化された、過ぎた日を思いだして
10/7/2023, 3:40:49 AM