命すら
いつか終わるのなら
殺したい程に憎むのが
自分だったっていいだろう。
#「優しくしないで」
「大丈夫」
その言葉の想いを知っているか
よく聞くたった一言
「大丈夫」
その言葉の重さを知っているか
それに苦しめられているんだよ
「大丈夫」
その言葉の意味も知っているよ
心配してくれてるんでしょ
「大丈夫」
その言葉の軽さも知っているよ
言えばいいと思ってるんでしょ
違う
こんなこと
思いたいんじゃない
『バカみたい』
生きてるだけで素晴らしいなんて
あまりにも綺麗すぎて反吐が出る
生き甲斐がないと、生きていた所で
自分何で生きているんだろうかって
思ってしまうのが人間だと思う。
生き甲斐が見付けられない人間は
毎日生きていても苦しいだけなんだよ
タイトル 「 大丈夫なわけないのにね 」
ただ 立ち尽くして、月を見ていた。
細く流れる、僕の水分
小さく「大丈夫」と 呟いて。
人 は 些細な事 で 「死にたい」と 思い
単純な事 で「生きてて良かった」と 感じる。
この「心」は 「幸福」と「不幸」の 狭間 を 循環し
まるで 、流れる 血 が 巡るように
この 生きにくい 世界 の 中 で
「感情」を 震わせながら 、 動いている
嬉しい 時 に 、褒められると
幸せ が 増幅 するように
苦しい 時 に 責められれば
不幸 の 淵 から 抜け出せなくなる
ふと 見上げた 今日の空も
一面、無色 な 雲 で 覆われている。
重たくて 、重たくて
果てしなく 続く 空の向こう を 浮かべても
「光」など 、映らなくて
ただ、日々 の 重圧 に
押し潰されそうになる
「もう少し 頑張ろう…」
そう自身 に 言い聞かても
敵意 を 向けられた 一言を前に
この「心」は 、簡単に砕けてしまう
何 も やる気 が 起きない
「孤独」が 、いつも 、付き纏う
誰か の「頑張れ」は
無責任 な 「刃」で しかない
思わず 零れた 弱音 は 「本音」
傷 だらけ の 背中 を
押して 欲しい訳じゃない
この「苦しさ」を
君 には 、分かってもらいたかったんだ