星を見るのは大好きだ。
モチーフとしても可愛いし、夢がある。
本物の星空は最近は都心の光にかき消されてあまり見かけられないが、やっぱり綺麗で夢があると思う。
広い空の中でチラチラと光をこぼす様は、儚くて美しい。
あの光が私に届くまで、どんな時が流れたんだろう。
きっと想像もできないほどの大冒険があったことだろう。
星同士出会ったり別れたり、消滅したりしたのだろうか。
人生を数回重ねたくらいじゃ出会えない、その時の流れに思いを馳せると、なんだか泣きたくなってしまう。
私にも誰か居るのだろうか。
居ないのだろうか。
果てしない思考を星に預けて、今日もまた運命を願おうと思うのだ。
ルールとは、私を大切にしてくれるものであり、無下にするものだ。
理不尽。
それを知るのがルールなのだから、納得がいかないよね。
でもなかったら困るものなんだから、ますます解せない。
人生そのものって感じ。
たとえ間違いだったとしても、出会ってしまったのだから仕方がない。
あの日、あの場にいなければ、きっと知らない人同士、口を聞くことすらなかったのに。
苦しくて苦しくて、ようやく時間が気持ちをなだらかにしてくれるようになったけれど。
今もまだ、時々じくじくと痛んでる。
似た影に、似た横顔に。
切ないのに二度と会いたくもない。
声も姿も、欠片さえ。
早く全て、忘れてしまえたらいいのに。
雫
ポタポタ、ぽたぽた。
雨の溜まった軒下で、絶え間なく流れる雫と雨を眺めていると、落ち着いてしまい、眠くなってくる。
絶え間ないリズム、一定に続く音。
まるで心音みたいだな、と思う。
いつも見えないけど、何かを生み出しているリズム。
また明日も宜しくね。
目が覚めたら、雨は止んでくれているといいな、と思いながら、今しばらくはこの音の世界に抱かれたままで。
もしも未来を見れるなら
怖いけれど、チラッと隙間からほんの少し、薄目で一瞬だけ見てみたい。
都合の良いとこだけがいいから、明るくで元気に笑ってるところなんかがいい。
そういう未来なら、なんか楽しそうでいいじゃんって思えそうだから。
都合の悪いとこは伏せちゃって。
きっと悩みながら、踏ん張って頑張ってるだろうから。
そこにはエールを送っておきたい。
負けるなよ、頑張れよ。挫けるなよって。
自分の味方はいつだって自分だって、伝えてください。
さて、今日も頑張ろう!
未来の自分のために。