みれ

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4/18/2024, 1:33:43 PM

無色の世界


何にも染まらないその世界は、無垢でもあり無知でもあり、限りない有でもある。

無限に広がるその空間は、限界なく広がり、しかし手のひらの中、見えるほどしかなくもある。

決めるのは『私』。

少しでも希望のある、世界でありますように。

4/17/2024, 12:53:29 PM

桜散る


待って待って、ずっと待って、一年。
ようやく君に再会できたのに、ハラハラと散っていく様はつれなくて。
なのにその様はあまりにも美しくて、風に煽られ舞う姿は夢のようで。
儚くて美しい。
誰よりも強く心に姿を焼き付けて、あっという間に去って行ってしまう。

また来年。
あっさりと、さっぱりと。

来年の今頃も、そのまた先も。
また君に恋してるよ、きっとね。
ずっと好きなんだろうな、多分ね。

誰にも敵わない、君は春一番のスター。

4/16/2024, 2:56:50 PM

きらきらして眩しくて、夢があって楽しい。
なにより美しい。
それが私の抱く『夢見る心』の印象だ。
それを抱いたまま大人になりたい、と、子どもの時は思い描いたものだけど、現実はなかなかに厳しい。
大人になりたくなくても気づけば良い歳になっていて、あの頃の欠片も実現できていないような気がするのだけど。

それでも。
子どもの時には思いもつかなかった楽しみを見つけ、懸命に追いかけている時は楽しくて、あの時には知らなかった喜びを感じていたりもする。

それを見つけた時、ささやかに、本当にささやかなものなのだけれど、幸せだ、と思えるのだから、そんなに悪くないものなのだ。

4/15/2024, 1:22:30 PM

私は知ってる。
身を裂くようにして強く強く願ったとしても、その想いが届くことは無いって。
半身を失ったかのような痛みにどんなに涙しても、叶うはずのない願いがあるということも。
泣いても喚いても叫んでも、それこそ喉が裂けて血が吹き出したとしても、聞こえない声があるのだと。

知っているのは、私だけ。

4/14/2024, 1:16:23 PM

幸せをください。
あなたが本当に存在するのなら。

でもきっと、あなたはもう既にあると言うのでしょうね。
満たされないのが人なれど、この胸の奥でジクジクする痛みを消したいのだと、どんなに願っても。

癒すも壊すも、自分次第なのだろうなあ。
方法は、分からないとしても。

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