みれ

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きらきらして眩しくて、夢があって楽しい。
なにより美しい。
それが私の抱く『夢見る心』の印象だ。
それを抱いたまま大人になりたい、と、子どもの時は思い描いたものだけど、現実はなかなかに厳しい。
大人になりたくなくても気づけば良い歳になっていて、あの頃の欠片も実現できていないような気がするのだけど。

それでも。
子どもの時には思いもつかなかった楽しみを見つけ、懸命に追いかけている時は楽しくて、あの時には知らなかった喜びを感じていたりもする。

それを見つけた時、ささやかに、本当にささやかなものなのだけれど、幸せだ、と思えるのだから、そんなに悪くないものなのだ。

4/16/2024, 2:56:50 PM