9/9/2024, 12:17:39 PM
世界に一つだけ
存在している
僕という命の軌道
レールは夕暮れ
光が射し込んで
また過去を振り返る
あの子と交差して離れていった
海のある町
国道沿いの学校へ
登っていく風景
見下ろす港に古びた屋根と
遠くに白い船が進む
はしゃぐクラスメイト
一人背中を追いかけた
今も時に戻っていく
この心あの場所へと
もう遥か彼方
帰らぬ夢の跡
9/8/2024, 1:16:52 PM
生きている限り
休むことはない
太平洋の真ん中で
浮き輪でぷかぷか浮いていても
僕の胸の鼓動は
僕が生きている唯一の証
今存在しているのは
この青い空の下
地球というこの星で
広がり続けるこの世界で
僕の胸の鼓動は
僕が生きている唯一の証
やがて時が訪れて
終わりが近づいた頃に
一体何を思うだろう
全てを失うその前に
僕の胸の鼓動は
僕が生きている唯一の証
9/7/2024, 12:29:27 PM
雨粒はすべてのものを
濡らしていく
まるで水の天使だ
踊るように地面を跳ねた
僕は急いで静まり返った
暗いアーケードの下へ
これからどうするか
傘がないとここから進めない
雨は通り過ぎるか
雨は降り続くか
君を忘れられるか
それともまだ続いていくか
9/6/2024, 9:03:52 PM
希望の鐘が
時を告げる
朝の駅舎
電車が入る
おはようと笑う
女子高生たちに
負けていられない
そんな気持ちで
さあ行こう
僕らの世界へ
新しい素晴らしき
今日という世界へ
9/5/2024, 2:35:15 PM
貝殻を拾おう
今日は浜辺を歩こう
こんな日もあっていいよね
君が見つめるその先にも
ずっと果てない海岸線
ずっと忘れていた
安らぎの気持ち
夏の終わりを風が駆ける
そうだよ一日立ち止まっても
たいして変わることなんかないんだ
こんな日を繰り返し
僕らは何処かへたどり着くのだから
貝殻を拾おう
今日は浜辺を歩こう
君が見つめるその先にも
ずっと果てない海岸線