口笛を吹く
不完全な僕
トンボが止まった
頭の上に
完全に僕は
枝になった
自然の中で
すすきの中を歩く
この世界にもしも
虹がかかるなら
今日はそこへ
向かって歩こう
私ももう
歳を重ね
目標というよりも
目的になった
愛した人の
写真を支えに
ただひたすらに
夜まで歩こう
言葉はいらない
ただ優勝を称えるだけで良いじゃないか
選手は最後まで素晴らしい試合をした
ただ、校歌が韓国語であると言うだけで
その歌詞に東海と言う言葉、があると言うだけで
なぜ批判されないといけないのだろう
ただの通称の言葉にそれだけで政治的な意味は全く関係ない
今までも色々な心無い言葉があって
選手たちが傷つけられてきた
しかし別に法を犯したわけではない
問題は日本人の差別意識
高校の経営に関わる問題に
透けて見える事情
選手たち監督さんの複雑な気持ち
そんなことはよく分かる
少なくとも普通に会社員として
働いている私からは
よくあることとしか思えない
言葉は時に本当にいらない
言葉をこんな時はぐっと飲み込んで
相手のことを考えてと思う
雨に佇む
道化師たちよ
ネオンの街
レモンの香り
故郷離れて
一人になって
ここまで来た
もう泣くこともない
誰もが夢中で
誰もが必死で
だから君の優しさは
ミルクのように溶けていくのかな
私の日記蝶
そんなものは何冊も捨てた
恥ずかしい過去ばかり量産してるから
毎日辻褄の合うことが出来ていればいいのだが
実際にはその逆で
自分のポリシーに反していたり
さらにそれに言い訳を考えたり
もうそんな日記は全部ゴミ箱行き
無かったことにしてしまう
自分がどんな人間であるべきか
そしてそれを守るべく
間違いない人生を
送っていける人は尊敬する
自堕落な生活で
貧しい日々を繰り返す
私の日記はいつになれば続くのだろう
私が初めて野鳥を好きになったのは
三重県の海でした
初めて出会った大きな嘴のダイシャクシギ
ウミニナが沢山転がる波打ち際
シロチドリがたくさん遊んでいた
空にはミサゴが舞い
防波堤に遮られた池にはセイタカシギの群れ
河口にはミヤコドリ
オオアジサシとカモメの群れ
たった数年後には
もう開発の手が来ていました
ソーラーパネルが池を覆いました
僕たち人間にとって
野鳥の住処なんてのは経済活動の
邪魔にならない場所でのみ
許されるものなのでした
なぜか人は
自分たちが支配するものとなり
手に入れられるものは手に入れてきました
人間の利益こそが正義でありそれが全てでした
それでも僕の心は痛みます
海へ行こう空を見よう
それでも知らないよりも知っている方が
いいのだと信じています