4/13/2024, 2:05:38 PM
快晴、夏日、岸壁、目下には海。
同性の彼女と手を繋ぐ。
私たちを認めない世界にさようなら。
4/12/2024, 2:45:09 PM
学校の屋上から紙飛行機が飛んできた。
グラウンドの私の頭を通り過ぎて、遠くの空へ。
僅かに見えた人影は言葉を話せない友達のあの娘。
顔が赤い、何かに期待するような、諦めたような顔。
私は気づいた、あの娘の気持ち。
同性だからと蓋をした私の気持ちに火がつく。
階段を駆け上がって、屋上への扉を勢いよく開く。
「わたし! あんたの事が―」
4/11/2024, 2:10:19 PM
言葉にできないから紙飛行機を飛ばす。
私は生まれつき声が出せない。
みんな私をつまらないと言って去っていく。
でも、貴女だけは私のそばにいてくれた。
私は貴女が好き、でも言葉にできない。
言葉にしたら友情が崩れてしまいそうで……。
だから紙に文字を書く、女の子だってバレないように角張った文字で、名前も書かず。
紙を折って、紙飛行機にして、学校の屋上からグラウンドの貴女へ飛ばす。
どうか、どうかこの思いが伝わりま-
4/10/2024, 1:47:09 PM
春爛漫とは春の花が咲き、光が満ち溢れる表現。
今、私の目の前の光景とは正反対。
親友のあの娘は……
家の梁に縄を通し、目を闇に落とし、ぶら下がってる。
私のせいだ。
私が「同性で付き合うとかありえない」って言ったから……。
庭から桜の花びらが入ってくる。
4/9/2024, 1:45:25 PM
貴女が好きよ。
誰よりも、ずっと世界で一番好き!!
同性だからとか、貴女に婚約者がいるとか
些細な問題よ?
さぁロープとナイフを買って、レンタカーを借りて
貴女の家まで向かうわ!
窓を開けて、寝ている貴女を縛り上げて
私の家へ向かいましょう?
大丈夫、貴女の婚約者はもう何も言わないわ!
2人で永遠に愛し合いましょうね♡