夢を見た。
何かから必死に逃げる夢。
怯え、震え、立ち止まることを恐れ走り続けた。
しかしいつも暗闇に呑まれる寸前で目が覚める。
だが、今日は違ったのだ。
ー「マテ、、、」
「やだっ来ないで!!」
ー「マッテ、、オイテイカナイデ」
「はぁっはっはぁはぁっ」
ー「ドウシテオイテイクノ」
「、、え?」
ー「ミンナワタシヲステル」
それは過去の自分だった。
よく見てみれば見た目も過去の自分そのもの。
何だか放っておけない気がして彼女に近づいた。
ー「ワタシヲタスケテ」
彼女は幼子のように泣きじゃくる。
逃げていただけなのだ。
過去の自分を置き去りにし現状から逃げていただけ。
「ごめんね。今助けるから、、」
ー「タスケテ、、クレル?」
「うん、貴方をいや、私を助ける」
ー「ありがとう。もう、逃げないでね」
彼女はそう言うと塵となって消えていった。
私は覚悟を決め前を向くと光の方へ走り出す。
「もう二度と逃げないよ。私は私を傷付けない」
それから目が覚めると何時もの日常が待っていた。
だが、少し違うのは、、。
「今度こそ終わらせてみせる。この日常を」
それからもう二度とあの夢は見なくなった。
心の奥底白い箱の中で2人の少女と少年は少女を見守るように微笑みながら見つめている。
ー「君はもう強くなったんだよ」
END
お題 「ただ必死に逃げる私。何かから逃げるように」
忘れられない。
いつまでも貴方だけを忘れられずいる。
どこに行ってしまったのやら。
私だけを置いて、貴方は消えた。
ねぇ、私を見つけて?
貴方の居ない世界はもう飽きたの。
私をかっさらって。
貴方のものにして。
あぁ、早く楽になれないかな。
God took me to him
明日世界が無くなるのなら
そんな嬉しいことはないな。
最後にやり残したことを終えるならば
貴方と共に一緒にいたい。
ただそれだけ、私の願い。
もう貴方はいないのだけれど。
明日ようやく貴方の元へ行けるのね。
「ありがとう世界。世界はとても美しかったわ」
「ありがとう」
生まれてきてくれてありがとう。
生きていてくれてありがとう。
幸せにしてくれてありがとう。
好きにならせてくれてありがとう。
一緒にいてくれてありがとう。
そばに居てくれてありがとう。
助けてくれてありがとう。
生きる意味をくれてありがとう。
貴方に感謝してもしきれない。
貴方のおかげで僕は今生きている。
もう、貴方には会えないけれど。
貴方に授かったこの命、ちゃんと使い果たします。
「𓏸𓏸、、本当にありがとう」
4月23日
今日の心模様
雨
土砂降り
彼は私を満たしてはくれない。
何をしたって赦してもくれない。
私は彼にとってなんなのだろう。
セフレ?
遊び相手?
彼女?
ペット?
あぁ、分からない。
やはり彼は満たしてはくれない。
私は彼の心の誰かでありたい。
お題「今日の心模様」