それでいい。(十三日目)
「…お母さん!これがいい!」
《えぇ…?お母さんはこっちがいいと思うけどなぁ》
「えぇ〜?こっちがいい!」
《…こっちにしたらァ?》
「………やっぱりこっちにするよ!」
《まぁ!!こっちにするのね!ならこれ買いましょう!》
「…うん!」
編集中……
ハッピーエンド(十二日目)
昔々あるところににおじいさんとおばあさんが
住んでいました。
その老夫婦が住んでいる町は国一番の賑やかな町でした
おじいさんとおばあさんは変わらない日常を過ごしましたとさ…めでたしめでたし……
何も変わらへんからこそ…ええハッピーエンドなんやろなぁ…何も世間を知らず世界を知らへん…そんなんさぞかし幸せなことやろなぁ…ええなぁ…ほんまに…
ハッピーエンド…?
10♡→
…ほんまにな…
<けーくん…?ご飯の時間よ…?大丈夫?体調悪い?>
「……『悪くないよ!ごめんね〜!気付かなかったや!すぐ行くね!!』」
そう言いけーくん、基僕は下に降りて家族揃って飯を食う。
<んっ!今日の飯は美味いな!母さん!!>
<あらっ!本当!作って良かったわ〜!!けーくん?美味しい?>
「…『んぅ〜!!いつも美味しいけどこれも美味しいよ!母さん!!』」
<っ〜!!この子ったら〜!なんて可愛いく育ったのかしら!?>
「『えへへ〜!!』」
<はっはっは!けーくんは物凄く可愛いな!!>
「『ちょっと!そんなに褒めないでよ!父さん!照れるよ〜…』」
<はっはっは!!良いじゃないか!褒められるのは嬉しいことだろう!>
「『そうだけど〜…』」
「『…ご馳走様でした!!美味しかったなぁ〜…』」
<ふふふ…作ってよかったわ!また今度も作ろうかしら…?>
「『うん!また作ってよ!美味しかったよ!』」
<〜!また作るわ!母さん!!頑張るわ!>
「『やったぁ〜!』」
「『あっ!僕勉強しなきゃ!』」
<あら!そうなの!なら早く勉強しなきゃね!頑張って!応援してるわ!>
「『母さんっ…ありがとうっ!僕!頑張るよ!』」
<んふふ!頑張れ、けーくん。>
「『はい!頑張ります!』」
そう言い僕は二階に上がった
「…な〜んてな」
そう一人独り言をこぼした。
「…人は怖いものから目を背けて笑顔になる。そうだろう?虐めた事があるそこのお前。」
知ってるぞ?お前がアイツを虐めてたこと。
逃げんなよ。お前は気付いてないだけで皆からの視線を
向けられてるって気付かないのか?
「ヒソヒソ…あの子だよ!あの子!あいつを虐めたって噂の!」
「え〜…あの子ぉ?フッ…近ずかないでおこぉ?ww」
「もちろんよ!wwww」
目を背けて楽しむ。自分が傷付けた代償が帰ってきても。
お前は平気なんだろう?自分がそっち側でこっち側の気持ちを知ってて平気だと思ったから虐めたんだろう?
平気だよな?お前。知っててやるならお前…
狂ってるよ。正直言って社会のゴミ。死んだ方がいい。
…までとは行かないが、そこの[虐めようとしている]
お前。やめとけ。自分が死ぬだけだぞ?相手が死んでもお前も死ぬ。所詮道連れだな。本気で嫌で嫌いな相手には近づかずに他の友人と遊べ。その方がマシだ。
俺が言いたいことは。
世間を知っているほど勝ち組。ということと
目を背ける人が勝ち。ということ。 目を背けるという
事は○○がいじめをしているのを知ってて強者に伝えず
弱者を虐めたままにするお前だよ。画面の先のお前。
虐められてるあいつくらいたったの一言で救われるんだぜ??虐められた後は100個の愛を伝えても治らない傷が
たった一言で治るんだぜ?ほら、怖がらずに伝えろ。
本当に…伝えて…それで救われるんだよ。人間誰しも…
そんな簡単なことなんだよ…分かってくれ…
勇気を出せ!強者に立ち向かって!弱者を救い!弱者を強者に変えろ!!!そしたらお前も!強者になる!!元強者を見捨てろ!!!自業自得だからな!!
最後に。
[虐められた]お前。
よく頑張った。よく耐えた。よく生きてる。
凄いぜ?アンタ。頑張っただけでこんなに褒められる。
綺麗事だけど全て一応事実だ。綺麗事だけじゃ成り立たないぃ?はぁ…分かってねぇな!
逆に綺麗事がなかったら生きてねぇよ!!
とにかく伝えたいことは綺麗事でもよく頑張ったよ
君。偉い。君は強者だ。強者は弱者を救え。絶望の壁に立ち向かえない弱者を立ち向かせるように手を伸ばし希望の穴を差し出せ!
生きてるだけで偉いよ。
頑張ったね。尊敬するや。大好きだよ。
見ず知らずの僕でも…救えたかな?頑張って生きて
世界を…汚い日本を救ってくれ!!君は最高の強者だ!
見つめられると(十二日目)
…気分じゃない。またね
🍐
My Heart。(十一日目)
病室で寝たきりのアイツ。
何故寝たきりなのかはちゃんと言う。
それは…アイツが俺を庇って交通事故にあったからだ。
しかも最悪な事にアイツは植物状態。
必要な臓器が潰れてしまったらしい。
俺も不注意だった、後ろから来ているトラックなんて
気付きもしなかった。
言ってくれたら良かったじゃないか。
「後ろからトラック来ててあぶねぇよ」とか
「おまっ…w危ねぇな!w」とかいつも通りに笑いで誤魔化して今まで通りに過ごせたら
…良かったのに。
嗚呼…そうか…
「○が○○を○○○ば○○○だ。」
_病室で一人そう呟いた。
『…っっ!!!!はぁはぁはぁ…?…ここはどこだ…?』
『っ!あいつは!?あいつは何処だ!?無事か!?』
『…?』
しばらくして医者と思われる者が入ってきた。
医?「……目が覚めたようですね。」
『…嗚呼、ここはどこですか?』
医?「…ここは病院です。嗚呼…申し遅れましたね私は医者の〜〜と申します。」
『嗚呼…医者のお方でしたか。それであいつは無事なんですか?』
医?「…?嗚呼…▷▷様でしょうか?あの方は素晴らしい方ですよ……」
『……?』
「あなたに心臓をお渡ししたのですから。」
その瞬間僕は体に電気が通ったような感覚に陥った。
何も聞こえない。これが…絶望というものなのだろうか…?
なんで…なんで…僕なんかに心臓をくれたんだよ…
医者は僕に気を使ったのか知らないがいつの間にか
出て行ったようだ。
『…救った意味…ないじゃんか…』
_病室で一人そう泣きながら呟いた。
(最後の言葉)
うーん…俺が想像してたのとちょっっと違う感じに書いちゃったかも…??でもまぁ…なんとなーく察してください()
…気分?
20♡→
「……ばぁ〜か♡」
『…は??』
「ん?♡」
『いや…え??なんでここにいるの??』
「え…?生きて、るから??」
『なんで疑問形やねん!!生きてるって何!?えぇ!?』
「いや〜…心臓あげるって言うたら…医者の判断ミスでただの栄養失調らしくて全然目ぇ覚めるから待っときって…それでただのドッキリ〜♡みたいな??」
『…ろ……す』
「…?なんて?」
『『『殺してやるって!言ったんだよ!!』』』
「えっ…ちょ!待てって!」
__一人の犠牲を残して…彼は生き残った…
「いや!生きとるがな!!!」
『…生きとるがな……ぁーぁ…夢から覚めちゃった…』
⬛︎「××様…?カウンセリングのお時間ですよ。」
『…分かりました。すぐ行きます。』
『…愛してるよ…▷▷。』
🍐
ないものねだり。(十日目)
僕には無いものをねだる癖がある。
僕は無いものをあるかのように接する癖がある。
それはきっと、そうしないと生きてけないからだと思う
僕はまだ子供だけど大人になりたいと思う。
大人になって、バイクにでも乗ってあの子と遠くに逃げ出したい。
僕は心があると信じ込んで生きていると思う。
いつもコロコロ気分が変わるお母さんとタノシクご飯を
食べる。そうタノシク。
お母さんと一緒に座る。
お母さんと一緒にお話をする、相槌をうつ。
お母さんの意見に同意する。
お母さんに反論すると見えない矢が飛んできて
僕の心を貫通させる。
「僕のお母さん。ヤサシイでしょ?」
「僕のジマンのお母さんなの。」
「本当にそうだよね!あの人はダメだよ!!うんうん!
わかる!わかる!んふふっ!(笑)」
[ナンデ?こっちの方がいいでしょう?何故ソッチにするの??意味がわからないわ。]
[はぁ…本当なんで【こいつ】が産まれたの。本当産まれなきゃ良かったのに、本当邪魔だワ。]
[ね!もう〜!!【○○】はカワイイわ〜!お母さんっ!お金いっぱい貯めるからね!そしたら一緒にこの家を出ようね!!]
「…ウンっ!ボク、ウレシイなぁ!」
あぁ…お母さんがホシイ。気に入らないことがあれば愚痴を言うお母さんはいらない。僕の人生を自分のモノにしようとするお母さんはいらない。僕の主張に耳も向けない、そんなお母さんはイラナイ。
あぁ…ないものねだりだ。
(最後の言葉)
うーん……なんと説明したらええんかわかんねっ!
言いたいことは生きる為には嘘を付ける人間になれということかな。目上の人間の下につきゴマを擦る。そして自分も地位が高くなり目上だったものを支配する。
生きる為には我慢しろ。そして気に入られろ。反抗するな。そう言うしかないね!
ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
🍐