名無していう名前の名無し🍐

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ないものねだり。(十日目)

僕には無いものをねだる癖がある。

僕は無いものをあるかのように接する癖がある。
それはきっと、そうしないと生きてけないからだと思う

僕はまだ子供だけど大人になりたいと思う。
大人になって、バイクにでも乗ってあの子と遠くに逃げ出したい。

僕は心があると信じ込んで生きていると思う。
いつもコロコロ気分が変わるお母さんとタノシクご飯を
食べる。そうタノシク。

お母さんと一緒に座る。
お母さんと一緒にお話をする、相槌をうつ。

お母さんの意見に同意する。
お母さんに反論すると見えない矢が飛んできて
僕の心を貫通させる。

「僕のお母さん。ヤサシイでしょ?」

「僕のジマンのお母さんなの。」

「本当にそうだよね!あの人はダメだよ!!うんうん!
わかる!わかる!んふふっ!(笑)」

[ナンデ?こっちの方がいいでしょう?何故ソッチにするの??意味がわからないわ。]

[はぁ…本当なんで【こいつ】が産まれたの。本当産まれなきゃ良かったのに、本当邪魔だワ。]

[ね!もう〜!!【○○】はカワイイわ〜!お母さんっ!お金いっぱい貯めるからね!そしたら一緒にこの家を出ようね!!]

「…ウンっ!ボク、ウレシイなぁ!」


あぁ…お母さんがホシイ。気に入らないことがあれば愚痴を言うお母さんはいらない。僕の人生を自分のモノにしようとするお母さんはいらない。僕の主張に耳も向けない、そんなお母さんはイラナイ。

あぁ…ないものねだりだ。


(最後の言葉)
うーん……なんと説明したらええんかわかんねっ!
言いたいことは生きる為には嘘を付ける人間になれということかな。目上の人間の下につきゴマを擦る。そして自分も地位が高くなり目上だったものを支配する。
生きる為には我慢しろ。そして気に入られろ。反抗するな。そう言うしかないね!
ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。

🍐

3/26/2024, 10:36:40 AM