11/9/2024, 2:07:32 PM
あの日はとても寒い日だった。
立冬だったかな。
その年は例年よりも夏が長い気がして、突然寒くなったんだ。
だから、気が付かなかったのかもしれない。
君が、あの場所で、1人で泣いていたことに。
そのことを君に謝ろうと思って、
あわよくば大切なことを伝えようと思って、
焦っていたんだろう。僕はマヌケだ。本当に。
こんなんじゃまた君を待たせてしまうじゃないか。
ずっと待ってくれていたのに。
もう僕のことは忘れてくれ。
君の幸せが僕の幸せだから。
それでいいはずなのに。よかったはずなのに。
死ぬ間際、僕の脳裏には君の笑顔が浮かんだ。
11/4/2024, 9:05:49 AM
鏡の中の自分が1番私のことをわかっているのかもしれない。
本当は笑うのが苦手なこと。本当は毎日辛いこと。本当はあの子のことが好きなこと。
私もわたしが誰でどんな人なのか分からなくなる。好きな物や得意なこと、全部偽物なんじゃないかって。
本当はあの時辛くて、胸が苦しくて、笑いたくなかった。でも、あの時が1番上手に笑えてた。本当は笑うことが苦手なはずなのに。
これからもずっと嘘をつき続ける。ずっと嘘を吐き続ける。
いつか本当の私を、本当の気持ちを、出せるようになるといいな。鏡の中の自分以外に。
10/14/2024, 1:55:26 PM
ふと空を見上げると、上空を飛行機が飛んでいました。何度見たか分からないあの飛行機が。
その日はとても晴れていて、天気予報でも晴天だといっていました。そのはずなのに、、、
飛行機が飛んでいた空は黒いモヤがかかった薄気味悪い様子でした。
何があったのかは分かりません。私たちが知る由もないでしょう。けれど私はそれが気になって気になって、
強く強く願いました。
次の瞬間、私は飛んでいました。高く高く飛んでいました。