織川ゑトウ

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6/6/2023, 2:14:33 PM

『最悪』
※不快になられるお方がいると思います。
忠告しときます。ダメなお方はすっとばすのを推奨します。
クソ、ふざけんじゃねぇ、◯ね等出てきます。苦手なお方はほんっとうにすっとばして下さい。それでも大丈夫なお方だけどうぞ。説明するとリアルな家庭に関する不満です。

ダメだ。私の今のコンディションが最悪だ。
完全にスランプ入りしました。
満足のいく作品が書けそうにありません。いつも作品楽しみにしてくださっているお方がた、申し訳ありません。

もうこの際すきに言ってやろ。

親、マジウザい。私の大切なもの全部捨てやがって。
泣いたら「うるさい」「黙れ」「汚い」ばっかり。
昔からそればっかり。姉が泣いたら「どうしたの」「なにがあったの」って慰めて、結局才能のあるやつにしか愛向けないのかよ。
いつも趣味の神様がなんだのに付き合わせやがって。知らねぇよんなの。
部屋が汚いだのなんだの言って、勝手に捨てやがって。お前の心のが汚ねぇわ。
体調不良とかで休もうとしたら「ズル休み」って。本当に体調不良なんだよ。
友達に言われるよ。冷たいって。私だって優しくなりてぇよ。
でも、どうすればいいか分かんねぇんだよ。親からはずっと「耐えろ」だけだったから
どう接していいのか分かんねぇんだよ。ごめん。
友達が怪我した時とかに出てくる第一声が「耐えろ」とか、私でも最悪だと思うよ。
でも口が勝手に言っちまうんだよ。本当に謝りてぇよ。

いっつも他の子が頑張ったら、あの子凄いわねーとか言うくせによ。
私が頑張った時は「偉いじゃん」って口だけ、普段どんだけ見てると思ってんだ。
本心じゃねぇことはバレてんだよ。いつも本当に喜んでるときはえくぼできんだろうが
体調不良で休んだ時、毎回部屋掃除機でガンガンしてくんじゃねぇ。おかげでドンドンされんのがトラウマになったよ。
この前もよ、私が唯一全部さらけだせてたぬいぐるみ達もゴミ袋にいれやがって。ふざけんな。
「生かすも殺すもお前次第」って。ぬいぐるみを捨てるなんてするわけねぇだろ。
友達なんだよ。ぬいぐるみは私にとって物じゃねぇんだよ。
部屋掃除してたら、「あれ、それは捨てないんだ」ってぬいぐるみ達のこと指差してよ、死ねよ、カス。
何年か前にもよ「お前よりお前虐めてたやつの方がよっぽどいいわ」とか
お前本当に親かよ。どんだけ辛かったと思ってんだ。

この前、「どうせやりたいこともないんでしょ」って。何も言い返せなかったよ。
本当にやりたいこと何もないんだよ。お前らのおかげでな。
本当に、生きても、死んでも、消えても、全部がどうでもいいんだよ。
何もやる気起きねぇよ。
昔はキラキラしてたよ。何もかも輝いてたよ。今は廃れすぎて泥にも見えねぇよ。
暖かいご飯貰って、学校に行ける金もあって、体も自由に動かせて、ありがたいけどよ
それだからって必ずしも幸せっていうわけじゃねぇよ。

マジで、こんなんにさしてくれた親も、抗えねぇ自分も全員まとめてクソで最悪だわ。


※不快に思われたお方、ほんっっとうに申し訳ありません。
一回書いてはみたのですが、出来が最悪だったのでもうお題の『最悪』に乗っ取って
思ってること全部吐き出しました。
口が悪いですが、そこはほんともうご了承ください🙇‍♀️

6/5/2023, 2:22:21 PM

『未来人?(みらいじん?)』

僕はある学校の転校生だった。
最初はやはり転校生という肩書きで人気が出た。
でも、次第に皆僕から離れていった。
それどころか虐められるようにもなった。
話しかけても答えてくれず、あからさまに皆で無視をし、終いには宇宙人だのなんだの言って僕を蹴ってきた。
それでも僕はめげずに話しかけた。

「ここって、天気いいんだね」
「へぇ~花子さんってのがあるんだ」
「テストって紙でやるの面倒だね」

「そういえば、」

……誰に話しても返答なんて、もらえなかった。
それから間もなく僕は転校した。

転校先では虐めなんてされず、寧ろ歓迎された。
逆に僕は人気が出た。

それから数ヶ月がすぎ、ある日歴史の授業でこんなことを習った。

「◯◯県全児童殺害事件」
ーーーー20xx年、日本の◯◯県で全児童が殺害された事件。殺人方法があまりにも酷すぎる為、掲載は禁止されておりーーーーー

あーあ、教えてあげようとしていたのに。
まぁ、お陰で僕は人気が出て今や学校のマドンナと付き合っているよ。
君達が言っていたこの「宇宙人」と言われるような容姿。
君達がなる日もそう遠くはないよ。

その後、僕は事故で亡くなった。


お題『誰にも言えない秘密』

6/4/2023, 12:55:51 PM

『箱庭の少年(はこにわのしょうねん)』

僕の親は異常だ。
執拗に僕に執着してくる。
ある日は「学校以外で外には出てはダメだ」と
ある日は「勉強以外してはいけないと」と
ある日は「友達は選びなさい」と

またある日は「お前が生きる意味は私達の為だ」と

ずっと作られた箱庭で暮らしてきた僕は、外の世界など知らぬまま。
ずっと作られた僕で居続けた。
ずっと勉強しつづけるのが当たり前だと思ってた。
ずっと親に管理されるのが当たり前だと思ってた。
ずっと親が優しいと思ってた。

でも、違った。
ある日友達からこんな本を貰った。

「箱庭の少年」

その本はある主人公が毒親に侵されていく。という話だった。
読めば読むほど主人公に共感していった。
もはや僕がモデルになった話なのではないかと思った。

その本の主人公は最後に箱庭から脱出することが出来た。
家出だ。
そうか、そうすればいいのか。

その本を持って僕はその夜、家出を決行した。
走って走って走って走って走って
ネオンの町並み、見知らぬ食べ物、見たことのない人々。
僕は興奮した。
これから僕はこんな世界で生きていけるのかと思うと心臓が張り裂けそうだった。

走り疲れた僕は、帰る場所もないので一旦近くのコンビニに入った。
冷たい空気が身体中に染み渡っていく。この感覚か。友達が言っていたのは。
暇なので近くにあった雑誌を手に取った。そこには知らない情報が沢山あった。
読めば読むほど面白く、すぐに最後のページにいってしまった。
すると、最後のページから何かが抜け落ちた。
不思議と気になり、拾い上げた。
すると、それは「箱庭の少年」の最後のページだった。

「__箱庭の少年は捕まりました。親は逃げ出すことも想定内だったのです。」
後ろから声が聞こえる。血が爆発する。頭がフラつく。
どうやら僕はまだ箱庭の中にいるみたいだ。


お題『狭い部屋』

※執拗(しつよう)=頑固に自分の考え、態度を譲らないこと。

6/3/2023, 1:05:36 PM

『千年恋歌(せんねんれんか)』

千年も前に死んだ人に恋をするのはおかしいことでしょうか。
私は誰にも恋したことがありませんでした。
母に聞くと「もっと将来性のある人にしなさい」と言われ軽蔑されました。
父は「もっといい男を探せ」と良家とのお見合いにだされました。

そんな中見つけたのです。
桜色の書物の中にひっそりと佇む貴方を。
調べてみると、どうやら貴方は千年も前に死んだようです。
黒色の和服を身に纏い秀麗な目は何かを静かに見つめていました。
何を見つめているのだろう。
ふと、そう思い貴方の目が向く方を見ました。
しかし、そこだけが焼けており何も見えませんでした。
ですが、貴方の目は非情に優しく、まるで命よりも愛しい人を見つめるような……
愛人、でしょうか。その目に映る哀愁は誰かを思わせました。
嗚呼、結局私の恋は最初から終わっていたのですね。

それから途方にくれ、一瞬の恋心を懐かしむように深い眠りにつきました。
夢の中では、貴方と顔の見えない…女性が居ました。
仲睦まじく子供と戯れる様子は親しき家族と見えました。
手を伸ばしてみましたが、届くことはなく、寒い冬の中目を覚ましました。

外にちらつく雪が気になり、少し外に出てみました。
「……あれ」
……何故でしょう。私が恋した貴方が、痩せ細った姿で、静かに眠っていたのです。
……嗚呼、何故気づかなかったのでしょう。
あの写真の、あの夢の中の女性は私だったのです。
手を繋いでみようとそっと貴方に触れましたが、触れれませんでした。
私の手は透けていたのです。
「……ごめんなさい」
こんな姿になって、私の骨を抱いて寝ている。
きっと、貴方は私を誰よりも愛してくれていたのでしょう。
黒色の和服は色が落ち、真っ白な雪に映えました。

「千年も前に死んだ人に恋をするのも、以外と悪くないものですね」
そう言い、またあの日のようにもう居ない貴方と私の為に、青い花をそっと添えるふりをしました。


お題『失恋』

※秀麗=他のものより一段と立派で美しいこと。
※非情=感情をもたないこと。今回はもう死んでいて感情を持っていないが、死んでも    妻のことを思っているという意味で使わせていただきました。写真では死んでいませんが、妻さんにはそう見えたようです。
※哀愁=「寂しさ」や「物悲しい」様子。

6/2/2023, 12:45:53 PM

『正直者(しょうじきもの)』

正直。
正しく、嘘偽りのないこと。
正しいという言葉はよく、いいものか悪いものか討論されてきた言葉である。
しかし私は正しいという言葉には
「いい正しさ」と「悪い正しさ」があると考える。

例えば、ある人が落とし物をしたとしよう。そして誰かが拾い届ける。
それは「いい正しさ」だ。
また、ある人の話しに対してこじつけのように否定し続ける、あるいは相手のことを考えずに行動する我儘。
これは「悪い正しさ」になるだろう。

他人から見てよい行動であれば「いい正しさ」
逆に悪い行動であれば「悪い正しさ」
そう認識される。よくも悪くも正しいとはそんな言葉だ。

そこにプラスで「嘘、偽りのないこと」と足されたのが
「正直」という言葉である。

「正しい」には色んな布が被さっている。
「正義感」「承認欲求」「孤独感」「我儘」

こんなにも布が被さって本心が見えない。
なのに「嘘、偽りのないこと」で「正直」
考えた人に問いただしたいものだ。
その人の本心が見えてこその「正直」だろう。
何故「嘘、偽りのないこと」等と断定できるのだ。
大抵の人は正直という言葉に何重にも布を被せているのに。

しかし、本物の正直者を見たときだけはその言葉がしっくりくる。
それは
「ねぇ!君とっても可愛いね!」
「……いつからいたの」
……君の周りにもいるかい?正直者。
いたとするなら信じてあげてほしい。その正直を。
嫌なほど我儘な人はこの世にはいるが、
嫌なほど正直な人などそんなにいないのだから。

もし嘘だとしても、誰かが信じてくれた正直。
いつかは布も剥がれ本物の「正直」になるだろう。

君は正直者を信じるか?信じないか?


お題『正直』

※私事なので以前読んで下さっていたお方だけお読みください。

以前読んで下さっていた読者様へ

皆様お久しぶりです。織川ゑトウです。まず、急に消えてしまい大変申し訳ありません。日頃読んで下さっていたお方がたの中には心配させてしまったお方もいるかもしれません。改めて深くお詫び申し上げます。
何があったのかお話しいたしますと、実はいつものように執筆しようとアプリを開こうとしたのですが何故か消えており、焦りながらも再度インストールに試み少し安心したのもつかぬ間。中々インストールがされず、その後何週間も再インストールを何度も試みましたができず、私今年受験生なので勉強に時間を費やしておりまして、結果今この時までインストールできなかった感じです。しかし、テストが終わり一旦落ち着き、また再インストールしてみますと、なんと驚きです。できました。この2ヶ月間はなんだったのでしょう。
まぁそんなことはおいておいて、また再度投稿をすることになりましたので、どうか応援よろしくお願いします。また、以前からお読み下さっていた読者様。本当に心の底からお詫び申し上げます。
長くなりましたが、最後にお伝えします。
「ただいま」

                              織川ゑトウより

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