5/23/2024, 2:03:13 AM
『また明日』
そう言って君は笑っていたのに。
待てども待てども、
そんな明日はやって来なくて。
君はもうこの町にいないのだと、
後から風の噂で聞いた。
僕はそんなこと、一言だって聞いていなかった。
話したかったこと、やりたかったこと、
まだまだたくさんあったけれど、
どれもできそうにないことが、
悲しくて、悔しくて。
悔しいから、
君に会いに行くと決めたんだ。
『また明日』を、なかったことにしたくないから。
そうして君にまた会えたら、
今度は本当の気持ちを聞かせて?
5/15/2024, 1:12:08 AM
蝶になった夢を見た。
ふわり、ふわりと、宙を舞う。
風に身をまかせ、どこまでも飛んでいく。
このまま飛んで行ったら、
貴方のところにたどり着けるかな。
夢の中でくらい、
貴方の傍にいたいもの。
5/6/2024, 5:40:53 PM
明日世界が終わるなら。
その時が来るまで、君の隣にいてもいいかな。
5/5/2024, 6:20:52 PM
君と出逢って、君と触れ合って。
君の温もりを知ってしまったから、
手放したくないと、思うようになってしまった。
これは僕の我儘でしかないとわかっている。
わかっているけど、歩みを止めずにはいられない。
一度は手放さざるを得なかった君の手を、
今度はしっかり掴むために。
君の本音を聞けるまで、逃がしてなんてやるものか。
溶けてしまいそうなくらい甘やかして、
今度こそ君と一緒に歩んでいきたいんだ。
5/3/2024, 5:11:58 PM
君と僕の二人きり。
『他の人には内緒だよ』と、
こっそり教えてくれた秘密の場所。
秘密を話す君はちょっぴり恥ずかしそうで、
だけどそれ以上に嬉しそうで。
そんな君を独り占めしたくなったから。
『二人だけの秘密だね』と君に笑いかける。
それを聞いて更に嬉しそうな顔をする君を見て、
僕はこっそり優越感に浸るのだ。