雨谷リツキ

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4/10/2024, 3:55:21 AM

僕の隣には君がいて、
君の隣には僕がいて。

そうやってずっと、
誰よりも、ずっと傍にいるのが当たり前だと、
そう思っていたけれど。

今、君の隣にいるのは僕じゃなくて。
僕の隣にも、君ではない人がいて。

時が経てば変わるものだね、と
久しぶりに会った君は笑った。

それでも僕は、時々考える。
あのまま君の隣にいたら、
変わらないものもあったのかもしれない、と。

4/9/2024, 2:04:40 AM

いつまでも、いつまでも君を待ち続ける。

たとえ君が忘れてしまっても、
僕は絶対に忘れないから。

いままでも、これからも、ずっと。

変わらぬ想いを、この胸に。

4/6/2024, 4:20:42 AM

星空の下で、彼女に出会った。
彼女が緩やかに笑みを浮かべ、僕を見るから。
僕は、その微笑みに目を奪われてしまった。

星が全て霞んで見える中で、彼女だけが輝いている。
鼓動が速くなる。緊張で上手く声が出ない。
あの、と振り絞った声は彼女に届かず消えてしまった。

彼女がゆっくりと、僕に向かって手を伸ばす。
まるで僕を招くかのように。
誘い込まれた僕は、おぼつかない足取りで君に近づく。

そうして彼女に手が届きそうになった時、
彼女は輝きだけを残して消えてしまった。
小さな星の欠片だけが、足元に残っていた。

きっと彼女は、落ちた流れ星だったのだ。
だから、星の欠片を拾って、集めて。
あるいは同じ場所に行ったら。
再び彼女に会うことができるだろうか。

その輝きに彼女を重ねながら、
今日も星を探して歩き続ける。

4/4/2024, 3:03:42 AM

願うのならば、1つだけ。
どうかあなたの旅路が、良いものでありますように。

4/1/2024, 2:07:50 AM

ずっと一緒にいたいと、君が言う。
僕と共にいても、良いことなんてひとつもないのに。

君に茨の道を歩んでほしくないから、
君だけでも幸せになってほしいから。

一緒には行けないよと、君の手を振り払う。

君の隣にふさわしいのは僕じゃない。
だからどうか、そんな泣きそうな顔をしないで。

どうか、幸せに

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