僕の隣には君がいて、君の隣には僕がいて。そうやってずっと、誰よりも、ずっと傍にいるのが当たり前だと、そう思っていたけれど。今、君の隣にいるのは僕じゃなくて。僕の隣にも、君ではない人がいて。時が経てば変わるものだね、と久しぶりに会った君は笑った。それでも僕は、時々考える。あのまま君の隣にいたら、変わらないものもあったのかもしれない、と。
4/10/2024, 3:55:21 AM