☆冬は一緒に☆
私はコタツ反対派だった。
何故なら、掃除できないから…。
我が家は、主人、娘、末っ子がめちゃくちゃ寒がりだ。
コタツを出すと、暇さえあればコタツ虫になり、全然掃除が進まない。
だから、ずっとコタツを買わずに冬を乗り越えてきた。
だが、愛犬めいちゃんを迎えた年に、主人に『めいちゃんが寒がりやから、コタツ今年買おうよ。』と言われた。
めいちゃんの事を言われると、私は弱い。
二言返事で『いいよ。』と言ってしまった。
めいちゃんはお腹に毛がないタイプの犬で寒いとガタガタ震える。
家の中で、ストーブをつけても、気温が低いと震える。
だから、めいちゃんが暖まるのに使ってくれたらいいなぁ~っと思い、めいちゃんの為に正方形のコタツを購入した。
帰宅して、コタツを設置。
暫くすると…。
主人が『めい。おいで~。暖かいよ~。』とか言いながら…。
自分だけコタツに入る…。
末っ子が小学校から帰宅。
『ママ~。コタツ買ったんや!』とか言いながら、末っ子がコタツに入る。
長女が中学校から帰宅。
『あ~。学校つかれた。あっ!コタツやん!暖まる~。』とか言いながら、長女がコタツに入る。
いよいよ、めいちゃんがコタツに…。
入りれない…。
コタツの中が足でいっぱいだから、めいちゃんが入るスペースがない。
諦めて、ストーブの前に…。
まんまと主人の口車にのせられた私。
しばらくし…。
長方形の大きめのコタツを買っている自分がいた。
コタツを出すと、掃除するのが本当に大変だ
それに、めいちゃん以外のコタツ虫が沢山寄生する。
でも、それ以上にコタツの中でめいちゃんが、顔を膝に乗せてきたり、気持ち良さそうな顔をするのが可愛いくてたまらない。
この可愛さに、ずっとコタツを使わなかった私も負けた。
正方形のコタツは、愛兎の小白ちゃんにプレゼントした。
(今年の4月8日に永眠)
小白ちゃんもコタツに魅了されてしまって、気持ちよさそうにコタツの中で伸びていた。
その姿も可愛いすぎた。
もう、みんなコタツ虫になる運命なんだ。っとこの時思った。
そして、今年は、愛猫紅葉が仲間入り。
紅葉は、コタツで人間の様に仰向けになり、コタツから頭を出して爆睡する。
その隣にはめいちゃん。
二人とも、気持ち良さそうな顔がたまらなく可愛い。
今年は、みんな一緒にコタツ虫になろう。
☆とりとめもない話☆
我が家の愛犬めいちゃんと、愛猫紅葉。
最近同じ部屋になった。
最初の頃は、紅葉が警戒し部屋を半分にし柵をしたり随分と大変だったが、3日目ぐらいから、紅葉が柵を飛び越えて、めいちゃんの所に来だした。
それからめいちゃんをおちょくるようになり…。
めいちゃんとの追いかけっこが毎日の日課だ。
めいちゃんは、柴犬と猟犬のMIXだ。体重11キロ。
紅葉は、まだ2キロない。
体重差が凄く心配だった。
でも、紅葉とめいちゃんの追いかけっこを、観察していると、面白いことに気づいた。
めいちゃんが、紅葉に追い付かないぐらいのスピードで、追いかけている事。
追い付いて紅葉が、ひっくりがえって、めいちゃんが紅葉に顔を近づけて口を開く。
『あ~うぅ。』と鳴き声を出すので一瞬噛むんじゃないかとドキッとするが、紅葉が逃げ出すまで、口は、開いたまだ。
めいちゃんなりに、遊んでいるんだなって思った。
だが、どんなに慣れても、犬と猫だから、絶対に大丈夫とは言いきれないと毎日自分に言い聞かせ過ごしている。
めいちゃんは、机に手をかけたり登ったりしないように躾ている。
たまにだが、少し手をかけてしまう時があるが、この時も、私達に怒られる。
机の上の食べ物は、絶対に勝手に食べない。
めいちゃんの賢いところ。
紅葉は、まだ机に乗る。
この時は、めいちゃんが怒る。
私たちが躾をしなくていいから楽だがこの時は、やや激しい。
紅葉は、いっちょまえに、いじける。
部屋は、お互いがストレスなく暮らせるように、模様替えをした。
ソファーと壁の隙間は、紅葉の隠れ家だ。
めいちゃんがこれないスペースは、紅葉にとっては大事だ。
まだ、完成してないが壁に、紅葉だけが通れる、通路を作成中だ。
また、めいちゃんの好きなボール投げや、めいちゃんがご飯や、おやつを食べる時は、紅葉はゲージに帰ってもらうようにした。
紅葉も、ネズミのおもちゃで思いっきり遊びたいときは、真ん中に柵をして紅葉だけの空間にするようにした。
これから、まだまだ、沢山部屋をDIYするつもりだ。
☆風邪☆
人間は風邪をひいても、話す事ができるから、今どんな状態で、節々が痛いとか頭痛がするとか解るから、『クスリ飲んで温かくして寝なさい。』なんて言える。
私は、愛犬や愛猫が病気するのが一番嫌だ。
言葉を話さないから、かなり心配になる。
初めて、愛犬めいちゃんの具合が悪くなり、病院に行った。
診断は風邪だった。
食欲もなく、元気もなくてぐったりして、辛そうだった。
それに、私達を避けて、1人で居たがる。
今までそんな事がなかったから、いてもたっても居られなくて、心配で、また病院に行った。
先生は、迷惑そうな顔一つせず、納得行くように説明してくれた。
『人間も風邪ひいたら、ゆっくり休みたいでしょ。めいちゃんもそれと一緒で、一人でゆっくりしたいんだよ。めいちゃんは、脱水にもなってないし、2、3日ゆっくり過ごせば大丈夫。それでもまだ、具合が良くないようだったら、また来て。』っと言われ。
安心した。
それから2日後、めいちゃんは、いつものめいちゃんに戻りました。
病院の先生って凄いなぁ。ってつくづく思った。
母の猫、姫ちゃんも、子猫の時4姉弟の中で一番体も小さく、一番体が弱い子猫でした。
生後1ヶ月ぐらいに、みんな風邪をひいてしまい。病院にいきました。
お薬を貰って、帰宅し暫くすると、姫ちゃんがぐったりして、動かなくなっていました。
慌て病院へ。
病院で、点滴を打ってもらい。
一時姫ちゃんを預かり、付きっきりで看病し、元気になりました。
また、紅葉も見つけた時は、凄いネコ風邪で大変でした。
目は、拭いても拭いても、溢れるメヤニ。
くしゃみをすると、青鼻が飛び出し、鼻づまりもありました。
そのせいで、匂いが全くしないようで、ご飯も水もわからないようで、口元まで子猫用の離乳食を持っていきますが、なかなか食べようとしませんでした。
おまけに、声もカスカスで、喉も痛いのか、やっとの思いで口にした、離乳食を飲み込む事がなかなかできず、食べるのを諦めるので、シリンジでミルクを三時間おきに、強制給餌をし、様子をみていました。
2日目の昼過ぎぐらいに、離乳食を少し自分で食べることができ、3日目には、カリカリも食べるようになり、4日目にはじめて水を自力で飲みました。
この時は、凄く嬉しかった。
目も、目薬で日に日にキレイになりました。
もう、心配でたまらないのは嫌です。
みんな現状維持。
元気でこのままいてほしい。
私の切実な願いです。
☆雪を待つ☆
今年も寒さが厳しくなってきました。
雪がなかなか降らないし、降っても積もらない地域ですが、突然大雪になって積もる年が何年かに一回あります。
雪に慣れてないので、車の運転は手に汗にぎる程です。
できれば、雪が積もったら車の運転をしたくないのが本音。
大人達は、天気予報とにらめっこし、雪に備え車のタイヤをスタッドレスに履き替えさせたりと準備をし雪を待つ。
子供達は、珍しい積雪に大興奮。
必ずみんな、厚着をし外に出て待ってましたと言わんばかりに雪で遊びます。
どの家庭でも、軒先に必ず大なり小なりの雪だるまが並びます。
雪が珍しいので、学校でも授業を辞めて、雪で遊ぶ時間になります。
子供達は、冬になると、今年こそは雪が積もりますようにと願いながら雪を待ちます。
我が家では、雪を楽しみにしているのは、人間だけではありません。
愛犬のめいちゃんは、雪が大好きです。
今年こそは、めいちゃんとみんなで雪の中で遊びたいと家族みんなで願い、雪を待ちます。
今年、雪が積もれば、紅葉にとっては初雪。
紅葉の反応も楽しみです。
☆イルミネーション☆
これは、まだコロナが流行る前の事です。
愛犬めいちゃんを迎えて、初めてイルミネーションを見に遠くまでお出掛けしました。
初めて見るきらびやかな世界に、めいちゃんはルンルンに目を輝かせながら、お散歩をしていました。
イルミネーションで飾られたソリにも、家族みんなで乗りました。
いい思い出です。
めいちゃんは、赤ちゃんの頃に我が家にきたので、他のわんちゃんと過ごす機会がなく、ここにイルミネーションを見に来て、初めて、沢山のわんちゃんに出会いました。
ジャックステリアのわんちゃんは、とても挨拶上手にでした。
ジャックステリアのわんちゃんは、めいちゃんを遊びまで、誘ってくれたのに…。
めいちゃんは、びっくりして固まってしまいました。
真っ白のスピニーズの女の子も凄くかわいかった。
綿菓子みたいな見た目に、胸キュンしました。
それに、パグ。
歩き方が、めちゃくちゃかわいかった。
色んなわんちゃんに、合いながら、イルミネーションのトンネルや橋を通り、どんどん進んでいくと…。
遠くに、真っ白いモフモフのわんちゃんが見えました。
『わぁー。大きんだろうなぁー。』っと遠目から見て思っていました。
がっ!
実際、間近に来ると、めちゃくちゃ大きかった。
手も足も顔も特大サイズ。
そして、一瞬で抱きつきたくなる包容力のある背中。
その正体は…。
グレートピレニーズのわんちゃんでした。
めちゃくちゃ大きいのに、しっかり躾ができてて、飼い主さんの言葉を理解し、凄く優しいわんちゃんでした。
落ち着いた風貌や、賢さに、主人も私も感激しました。
グレートピレニーズのわんちゃんに、くぎ付けになっていた私達。
ふと、我に返りめいちゃんに目をやると、めいちゃんは、グレートピレニーズの大きさに、びっくりし、足腰がブルブル震えて、かなりへっぴり腰になり。
グレートピレニーズ君に、近づきたいけど、なかなか近づけず…。
最終的には、私達に抱っこの要求を。
その姿が面白くて、笑っちゃダメだけど、グレートピレニーズの飼い主さんとみんなで大笑いしたのをイルミネーションのシーズンになると思い出します。