お題 : もう二度と
一度知ってしまったら終わり。
もう二度と”始めの頃”には戻れない。
勝手に決められた「生」の価値と、腐りきった愛で支配されている世の中を生きて思ったこと。
________「死んでしまいたい」。
思ってしまったら終わりだった。この世の中にはありすぎる、「死にたいけど死にたくない奴らの処置」だけが1人の体を背負い込んで。
だからもう二度と戻ることはできない。
この体に染み付いてしまった呪いよ、ずっと死ねないままでいてくれ。
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【 ヲズワルド - WOZWALD / 煮ル果実 様 】
[SIXFONIA]通称”シクフォニ”の 雨乃こさめ(🦈)様 といるま(📢)様 が歌っていたので、少し歌詞引用しながらテーマとして書いてみました。
初めて聞いたのですが、ものすごい曲調が好みで……出会えて良かったと思いましたね。
以上です。良かったら[歌ってみた]の方も聞いてみてください。「Shina#47」でした。
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
お題 : 君と見た景色
どうしてこんなにも心が掻き乱されるのだろう。
なんとも言えない、ただの孤独感に囲まれて自分さえも分からなくなっていく。「もう考えるのはやめよう」と言ってくる”何か”でさえ、止めることができない。
目の前にある景色は、ガラクタが積み上がったゴミのようで。
昔"此処"にあった景色の面影もないほど、無惨で意味の無い、「ただそこにいるもの」になっている。
[ ねぇ、覚えてる?]
発せず、口パクでその場に残す。
とうの昔、君と見た景色はものすごく綺麗で、忘れることは決してない場所になって。
ふとした時、人生に疲れた時、長い時間を経て会う予定が経った時も、"此処"でいつも会っていて。
そんな「君と僕を繋ぎ止める場所」が、今では「ただそこにあるもの」に。
言葉を残すことも、発することさえもできないぐらいの残酷な気持ちに苛まれた。夢を壊される感覚を覚えた気がした。
"此処"は昔色んな人の声で溢れていて、
"此処"は昔何年経っても美しい景色を見せてくれて、
"此処"は昔僕と君を結びつけてくれて、
なのに、
今"此処"は今 そんな声すら聞こえることはなくて、
今"此処"はまるでゴミ処理場のように汚染されていて、
今"此処"は何も結びつけてはくれない。
_____「ただそこにあるもの」になった。
[ねぇ、知ってる?]
「涙を流した数だけ強くなる」ってヒトは言うけど。
中々会えない人を想って泣いたって、
変わってしまったあのヒトを想って泣いたって、
人生に疲れて泣いてしまったって、
壊れてしまったモノを想って泣いたって、
嫌なことがあって泣いたって、
亡くなったモノを想って泣いたって、
無くなった場所を想って泣いたって、
その状況から、何か変わることはないんだよ。
中々会えなくなったヒトと何時でも会えるようになるのは漫画だけの話だし、ヒトは何時でも変わり続けるし、人生に疲れたって状況は変わらない。壊れてしまったものが戻ることはない。嫌なことはなくならない。
だから、今"此処"で亡くなった君を想って泣いたって、無くなった場所を想って泣いたって、もう戻ってくることはないんだって。
涙を流して心配されることの何が嬉しい?
涙を流して何かを想ったって何が変わる?
………昔と変わりきってしまった思考を憎らしく想う。
ただ、強くはなれるかもね。
そんな思考だけを胸に背負いながら、壊れてしまった景色を想って目を閉じた。
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[ record : broken internet space ]
[recorder : ███████ ]
< AIが次の内容を翻訳しました。 >
[ 記録 : 壊れたネット空間 }
[ 記録者 : ███████] : 合っていますか?
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
お題 : 手を繋いで
「うわ、人多いね〜」
"東京"というまるで夢のような場所に、大好きな人と初めて来た日のこと。
どこを見渡しても、お店があって、道路があって、車が走って、人が絶えず歩いている。その光景に私は、目眩がしてしまうほど慣れなかった。
「……こういうの、慣れないの?」
……………彼はいつもツンツンしてる。
遠回しに伝えたら聞こえないフリをするし、直接思いを伝えてもはぐらかされる。いつも彼の本心が分からない。考えてることが分からない。
「えっと……まぁ慣れないね……」
「俺も同じ」
「え、そうなんだ」
「……何?意外って?」
「うん、意外」
「……………………。」
けどまぁ、なんでこうやって毎日いるのかっていうと。
「……ほら、手繋いでたら逸れないでしょ。俺もこういうの苦手だから、さっさと慣れるぞ」
「…………ふっ……分かったよ」
こういう、ずるいところがあるからなんだよなぁ。
言えないけど、好きだぞ。そういうとこ。
お題 : どこ?
『あの、お兄さん』
「…はい?」
背中から幼い女の子らしき声が聞こえ、ふと振り返る。声から予想していた通り、それは想像していた通りの少女だった。
ただ、その要件が怖かった。
『私のカラダ、どこに行ったか分かりませんか?』
「………え?」
背筋がその場で凍ったのを覚えてる。
体?体は、今自分自身が持っていて動かしているはず。ちゃんと人だよな?……うん、人だ。
パニックになりながら、視線だけを動かして確認する。少女はそれ以上何か言うこともすることもなく、ただ固まっている。それが余計怖い。
「……君が今動かしている体は、君のじゃないのか?」
何を言っているのか、自分でも理解ができないが。確かこう言ったのを覚えてる。
それ以降、少女は急に消え、姿も見ていない。
「……そりゃ完全に憑いてますよ、"悪霊"とやらが」
「え、憑いてるんですか?」
「えぇ。うちの親から聞いた"強大な悪霊"の話と、貴方の話。完全に一致してます。ほんとうに危ない"霊"なので、ご気を付けて。」
「なるほど、ありがとうございます。……あの、最後に聞きたいことがあるのですが」
「はい?」
『僕のカラダ、どこに逝ったか分かりませんか?』
お題 : 大好き
本日私(Shina#47)、卒業させていただきました。
仲間との別れが悲しいわけでもなく、新生活が嫌なわけでもなく。
先生との別れが本当に1番嫌で。
でも言葉って直接伝えるのが本当に難しいので、全部手紙に込めて渡すつもりで書いたんです。
それぞれの違うクラスの担任の先生にも渡して、自分の担任の先生に渡す前に写真を撮って。
それから色々お話をしてくれた時に、先生が泣いていて貰い泣きしてしまって………。
それでも手紙は渡せたので、悔いはないと言える卒業式にもなりました。
いや、嘘です。一つあるかもしれません。
直接言うのはもちろん、手紙にも恥ずかしくて書けなかったことが一つあります。
そう、お題の通りの、” 大好き ”って言葉です。
「言っておけばよかった」という、少しの後悔がこれです。
今も本当に実感がないのですが、お母さんが撮ってくれた先生との写真を見返す度「もう終わりなのか」という謎の余韻に浸っています。
とにかく今の目標は、先生が黒板に書いていた” 成人したらまた会おう ”ということを希望にして、会えた時胸を張って「今の自分が好き」「先生のことをずっと覚えていた」そして「大好き」と言えるように、中学校も頑張らせて頂きます。
今でも泣こうと思えば泣けられます。
また明日も、その先も。Shina#47をよろしくお願いします。
” 卒業式まであと0日 ”