お題 : 叶わぬ夢
あ、どうも。作者の方(Shina#47)です。
実は明日卒業式でして…………。
心情としては、これまで色々書いてきた通り。
” いやああああああああああ卒業したくない!!!! ”
が本心です。
今回もそれテーマで書こうとしたのですが、普通に時間が無い。
とりあえず更新も遂げたくなかったので、これで保存させていただきます。
時間過ぎるの早すぎますね。1秒だけでも止まることで、世界少しでも変わるというのに。
これこそが私の思う”叶わぬ夢”です。
それでは、明日旅立ってきます。
” 卒業式まであと1日 ”
お題 : 花の香りと共に
卒業式、先生に花を送る人とかはいるのだろうか。
明日、違う学校の友達は卒業するのだけれど、どうやらそのクラスみんなで花を先生に送るらしい。
それを聞いて、ふと考えたこと。
まぁ花を送る人はいなくとも、どうせ退場する時に一度は花を持つことには変わらないのだが。
それを私は見つめるだけで、花を抱える先生を見送るだけで。
その貰った花から香る匂いを知ることはできないし、なんの花があるのかを知ることもできない。
私が知るのは、先生に送ることが出来るのは手紙だけ。
ただ、その事実から出る醜い感情を美しく捕らえると考えるなら、少しは楽になるのだろうか。
そうして考えるとするのなら。
そうやって抱えていた花と共に、私の手紙を添えて。
「こんな生徒も居たな」と何十年経っても探していて欲しい。
…………いや、これは美しい考え方か?
自身が思い浮かべた考えに疑問を持ちながら、来て欲しくない明日に備えて眠る。
嗚呼、私もうすぐ卒業するんだなぁ。
ただ、変わらない考えを持ちながら。
” 卒業式まであと2日 ”
お題 : 心のざわめき
「もうすぐ卒業だし、手紙書こっかな〜」
『いいじゃん。私も書こっかな』
『……あ、待って。お風呂入れって言われたの忘れてた。それじゃ私入ってくるね、また後で』
「はいはーい!また後で」
ガチャン。
通話をして思い出話に花を咲かせていたところに、無音の空間が広がる。
さて、手紙。今のうちに書いちゃおう。
レターセットはつい先日に買っていた。書く内容は決めてないけど。
ボールペンをカチカチしながら、頭に浮かんだことを整理する。あれは絶対書く。あ、これはどうしよう。書いた方がいいかな。
そうしてる間にも時間は止まってくれない。
ずっと進む。
明日は月曜日。
明日、卒業式に渡せるか分からない先生たちには渡す。
そして各クラスの担任の先生には、卒業式に渡す。
…………それでもう終わり。
それ以上何かある訳でもないし、何も無いわけでもない。
ただ、私の最後の恋は終わる。
「あー、卒業嫌だなぁ…」
心の動悸を紛らわすように、無音な空間に私の独り言が響いた。
” 卒業式まであと3日 ”
お題 : 君を探して
「もうすぐ卒業だってさ。信じられる?」
信じられない。
いつも待ち遠しくしていた休日だって惜しく感じる。
卒業して仲間と離れることが嫌なのではない。この学校にいる、大好きだった先生と離れることが惜しく思うのだ。
短くて長い年月の間、長く担任を持ってくれた先生。
ちゃんと怒る時は怒ってくれて、でもいつも褒めてくれて。その先生のおかげで、自分の性格にも才能のも気付けた、感謝しかない先生。
そんな先生とお別れか……。
悲しく思う。だけど、時間は止まってくれない。
それじゃ、また大人になって、自信を持って顔を合わせられるように。
これからの生活も頑張ろう。そして、忘れずにずっと頭の中に。ずっと。
まだ卒業はしてないけど。
卒業しても、ずっと私のことを探していて欲しい。
” 卒業式まであと4日 ”
お題 : 透明
(書き途中)