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2/16/2026, 10:04:47 AM

「10年後の私から届いた手紙」

 ポストを開けると、見知らぬ茶色い封筒が入っていた。差出人の名前は私。誰かに手紙を送っていたかな、と考えるが思い当たらなかった。最近は手紙を出すということもほとんどない。
 恐る恐る封を開けると、それは10年後の私が書いた手紙だった。
 10年後にもまだ手紙の文化がちゃんと残ってるんだな、と思いながら、不安とワクワクでうるさく鳴る心臓に手を当て、そっと開いた。

2/15/2026, 9:53:43 AM

「バレンタイン」

 君に渡すはずだったチョコレートは、バレンタインを過ぎてもまだ私の手元にあった。行く場所を失ってしまったチョコレートは、所在なさげにポツンとテーブルに置かれている。
 君はいくつのチョコを、何人の女の子から貰ったのだろうか。

2/13/2026, 2:00:56 PM

「待ってて」

 待っててほしい、なんて私のわがままかもしれないけれど。でも、寂しがり屋で人見知りな君のことだから、あっちでも寂しくしてるんじゃないかなって思うんだ。私がいないと、いつも寂しげな顔をしていたから。
 眩い太陽に手を伸ばした。少し高いところに行くだけで、こんなにも太陽が、空が近くに感じる。
 君と離れて数週間。お土産話のネタはないけれど、あなたと共に過ごせるのならそんなものはなくてもいい。
 たとえ行き先が地獄でも、君が隣にいるだけで私には天国に思える。
 だからもう少しだけ待っててほしい。

2/12/2026, 1:44:05 PM

「伝えたい」

 勇気を振り絞って、何度も君に想いを伝えようとしてきた。けれどいつも第三者や着信音に邪魔された。私の恋心を運命は嫌い、消そうとしているみたいだ。
 けれど、私は諦めない。気を抜けば溢れてしまいそうな想いが、君をみるたびに込み上げてくるから。
 何があっても、私は君にこの想いを伝えたい。

2/11/2026, 2:15:03 PM

「この場所で」

 運命の悪戯で、気づけばこんな所にいた。
 望んではいなかった場所。けれど、運命を責めたところで何も変わらない。だから誰かを責めるのはやめた。代わりに、ひたすら走り懸命に生きることにした。
 今いるこの場所で、夢を咲かせるために。
 運命なんかに、負けないように。

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