(短編物語)
一輪の花
オレの学校には一輪の花って言われる少女がいた。
その子は優しく、明るく、美人で人気だった。
だが…その子はとある時から変わってしまった…
その子は、俺だけしか話さなくなった。
優しくなくなってしまった!暗くなってしまった!
何故だ!何故だ!何故だ…
俺もこう考えてみるが…分からない。
本人に聞きたい。だが怖いっ!
すると、少女がこっちに顔を出して聞いてきた。
「どうしたの?さっきから。色々考えているようだけど」
もう…
ここで言わなきゃいけないだろ!俺!
「なぁ…昔の、お前に戻ってくれよ…皆に一輪の花って
言われてたことのように」
すると、少女は応えた
「私はさ…そう期待されるのが嫌だったんだ…
でも君はそう期待をしすぎなかった…」
と涙を流しながら…教えてくれた…
なーんだ…
壊したのは
俺等じゃないか…
(短編物語)
魔法
俺は魔法を使える。それも、かなりすごい魔法を。
でも、これは誰にも絶対バレたらいけない。
なぜなら。何されるか分からないからだ。
俺は外に散歩しに行った。
そこで引かれそうになっている子どもを見かけた。
俺は体に強化魔法を駆けてその子を助けた。
それなのに!
それなのに!
俺は子どもから疎まれ、大人からも疎まれ…
何でだよ!もう…
この世界なんぞ…
「壊してやる…」
(短編物語)
君と見た虹
最後に…君と見た虹は綺麗だった。ありがとう。
うっ…本当に…嬉しかった!綺麗だった!
その時に言ってくれた言葉を今返したい。
ありがとう!愛してるぞ!
(短編物語)
夜空を駆ける
俺は夜空を駆けて走った。
愛しの彼女の為に。
間に合わせられたらいい。
じゃなくて!間に合わせろ!
約束したんだろ…?
(短編物語)
ひそかな思い
俺は女だ。だが…とある女の子にひそかな思いを抱いている、
おかしいと思われても良い。だが
俺が好きなのはとある女の子。それは諦められない。
もし、これを見ている皆に問おう。
お前等は性別で決めつけてないか?
俺は…その好きな人が何者であろうと、好きだから
関係ない。その思いを貫け。
俺とおんなじ同性を好きになった子にアドバイスを
しよう。
好きなやつの性別なんて気にするな。
周りの奴らを気にするな
好きな子に当たって砕け散れ。