声が聞こえる 詩
耳を澄ますと声が聞こえる
人々の笑い声や泣き声
あるいは嘆く声や悲鳴
世界中から色んな声が聞こえる
核なき世界の実現に向けて
私達に出来る事は?
世界中から聞こえる声に
耳を澄ませる
一人一人の行動が
世界を変えると僕は思う
大事にしたい 詩
大事にしたい相手の気持ち
話す前に考えよう
その言葉で相手が傷つかないか
言葉は時に暴力になる
何気ない一言で
相手の心に大きな傷を作っしまうから
大事にしたい自分の気持ち
相手の気持と自分の気持ち
両方大切にできて初めて
思いやりが生まれると僕は思う
喪失感
喪失感を感じる時ってどんな時だろう?
私の心の中にそんな疑問が浮かんだ。
喪失感とは、何かをなくしたような、あるいは失ったような感覚の事で、大切な何かを無くした時の悲痛な感情を表す言葉らしい。例えば飼っていたペットが亡くなった時、あるいは失恋した時、家族や親戚が亡くなってしまった時など。
私は学童でハムスターを飼っている。子供たちそれぞれに担当のハムスターがいて、私も黒と白が混ざったゴマちゃんという名前のハムスターを飼っている。動物を愛でる気持ちを育むために飼っているのだ。
私の担当のゴマちゃんは、かなりの年寄りでお腹に腫瘍があり寿命は短い。もしゴマちゃんが亡くなってしまったらきっと私は喪失感に浸ってしまうだろう。だからその時まで精一杯可愛がろうと思う。
少しでも長生きしてくれると良いな。
時を告げる
私は叫んだ、夢の中で何かに襲われて必死に助けてと叫んだ。けれど誰も助けてくれない。それどころか周りの人は皆笑っている。高らかな声を上げて笑っている。その瞬間現実を告げる音がなった。
終わったと思った。どうして?なぜ助けてくれないの?なぜ?私の心の中で同じ疑問が何度もリフレインする。人と関わる事が嫌になった決定的瞬間だった。もう嫌だ、誰も信用できない。何かあったら言ってね力になるから、もうその言葉さえ信じられなくなった。力になるって言われても本当に信じて良いのかわからない。悔しかった。
「ねぇどうしたの?ねぇ!」私は体を揺すられて目を覚ました。「何かあったの?」お母さんは私にそう聞いた。「えっ?何で?」私はお母さんが何を言ってるのか分からなかった。「だってあんたを起こしに来たら泣きながら寝てたんだもん」お母さんがそう言った。その瞬間夢を見ていたんだと気づいた。あれは夢だったんだ……良かった。少し安心した。「ううん、何でもない」私はお母さんにそう言った。
貝殻
私は必死に貝殻を掘った。貝殻の中から聞こえる波の音を聞きたくて必死に掘った。
しかし、いくら掘っても見つからない。でもどうしても聞きたくて必死に探した。しばらくしてやっと見つけた。「やったー!私は小さな歓声を上げた。早速耳に当ててみた。しっかりと波の音が聞こえた。嬉しかった。
頑張って掘った会があったなと我ながら思った。