理想のあなた 詩
私は理想なんて求めてない
あなたはあなたのままで
そのままで良いよ
あなたらしく居れば
それでい良いよ
あなたの毎日が幸せなら
私はそれだけで十分だよ
突然の別れ
「貴方なんかもう友達じゃないっ」「私だって、もう知らないっ」小学生の頃友達と喧嘩をした。そして中学校も一緒だった私達は廊下ですれ違うたび気まずい思いをしていた。そして喧嘩をして気まずいまま大人になった。
そしてしばらく経ったたある日、母が「そう言えば貴方が喧嘩したって言っていたあの子亡くなっちゃったらしいわよ」と言った。「えっ!?そうなの?」そんな事初めて聞いた。まあ、喧嘩してたんだからそりゃそうか。その夜私は突然の別れに部屋で泣いた。「どうして? 酷いよ、まだごめんねも言えてないのに」謝れないまま友達は天国に逝ってしまった。私は声を上げて泣いた。
そして次の日私は友達の家に行った。チャイムを鳴らすとお母さんが出てきた。私は小学生の頃喧嘩をしてしまい謝れないままになってしまった事を伝えた。すると「そうだったの、とりあえず上がって」と言われた。そして家にあがると仏壇の友達の写真の前で静かに手を合わせた。するとお母さんが「あの子はね生まれつき肺炎があってね一旦は治ったんだけど、また再発してしまってね。余命宣告まで受けて先日21歳で亡くなってしまったの」その話を聞いて私は「結局一度も謝れなかったです」と言った。すると「あの子も入院中ずっと気にしていたわ。悪い事をしたってずっと言っていたわ。だけど気にしていないと思うわ。大丈夫よ」と優しくそう言ってくれた。「そんな、悪い事をしたのは私の方なのに」思わず泣きそうになった。
恋物語
恋物語それはHAPPY ENDになる事もあれば時にはBAD ENDになる事もある。だから告白されても安易に受け入れない方が良いと私は思う。顔はかっこよくてもものすごく性格が悪い人もいるからだ。
「結婚する時はよく考えろ」と父親がよく姉に言っていた。姉は恋愛でよく失敗していた。その度に父に叱られていた。「顔は良くてもものすごく性格が悪い人もいるんだから気をつけろってあれ程言っただろっ💢」と父は姉に怒鳴ったことがある。
私は人を見た目で判断しないように気をつけようと思う
真夜中
「たまには良いよね真夜中に星を見上げる日があっても」と、友だちが言った。「そうだね」私は星を見上げながら言った。私は友達の家で星空の観測をしている。「綺麗だね」私が言うと「あっ、見て!ふたご座流星群だよ、ねぇ!」友達が興奮したようにはしゃいだ声で言った。「どこ?」「ほらあそこ!」友達が指差す方を見るとふたご座流星群が輝いたていた。「ホントだ、綺麗だね」あまりの美しさに思わず見とれた
また真夜中に星空観察が出来ると良いな
愛があれば何でもできる?
「おいっ今すぐ来れるか?」真夜中友人の葉流から電話があった。「どうしたの?こんな時間に」「いいから来てくれよ、今すぐ俺ん家で待ってるからじゃあ。ガチャン」葉流はそう言うと慌てた様子で電話を切った。電話の向こうでは怒鳴り超えや悲鳴が少し聞こえた。これはただ事ではないと思った私はコートを着てスマホを持ち自転車に乗って葉流の家に向かった。
葉流の家に着くと「入って、とにかく大変なんだよ」言われるがまま家の中に入ると何やらもめ事が起きていた。葉流によると、22歳の姉が四年間付き合った彼氏と結婚したいと親に言ったら両親が大反対したらしい。何故ならその彼は姉より3つ年上で麻雀などの賭け事にハマっていてホストクラブで仕事をしているらしい。両親はろくな男じゃないと猛反対。
「これどうしたら良いと思う?」と葉流は私に聞いた。「あのさ今更かもしれないけれど、私じゃなくて自分で仲裁に入ったら?私じゃどうにもならないよ」「え〜?今更かよ」と葉流は言った。「だってさ……」すると葉流は思い切って仲裁に入った。「もうやめてよっ姉ちゃんも諦めろよ。そんな男ろくな人じゃないって母さんも父さんも言ってるだろっ、何でわからないんだよっ?お願いだからこんな喧嘩を聞かされてる俺の身にもなってよ。俺は喧嘩しないで仲良く暮らしたいよ」葉流にしては良い事言うじゃんと私は思った。すると両親は、「ごめんね葉流。そうだよね。こんな言い争いを聞いてる葉流も嫌だよね」そして姉も「確かにろくな男じゃないかもな、私も諦める。ごめんなさいお母さんお父さん」と謝った。「良かったね」私は葉流にそっと囁いた。「うん、ありがとな」葉流は嬉しそうに言った。