蝦無 市/Ebina City

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8/1/2024, 12:06:51 PM

明日、もし晴れたら

明日、もし晴れたら
何しよう
何をしろって言うんだろ
雨にも負けて
風にも負けて
雪にも夏の暑さにも負けて
すぐばてるほどに貧弱で
欲もあって
怒りっぽい、、、

私もなりたかった
わたしも
なりたかった

現実は辛い
きっと彼の方が見た世界と
今はだいぶん変わったんだろうな

理不尽にも負けず
お局にも負けず
取引先にも出来のいい後輩にも負けず
二日酔い知らずの体を持ち
反逆精神は無く
決して部下に怒らず
いつも優しく微笑み
1日に白米三杯と
自分で作ったおかずと少しのおやつを食べ
程よく流行りに乗り
よくネットサーフィンをし 完全に理解し
そしてそれらを羨まず
都内のビルのオフィスの奥の
一番偉い席にいて
東にやらかした部下あれば
行ってやって手を貸し
西に二徹の先輩あれば
自分がやっとくと定時で上がらせ
南に悩む後輩あれば
どうしたんだと話を聞き
北に時代錯誤ジジイあれば
今のアウトですよと切り捨て
プロジェクト成功時は 皆を褒め称え
二次会誘いは軽々断り
みんなに憧れと言われ
ミスをせず
陰口も言われず

そう言う人に
わたしはなりたい

明日から頑張る
じゃおやすみ

7/27/2024, 6:55:23 PM

神様が舞い降りてきて、こう言った

神様が舞い降りてきて、こう言った
「こんなところにいたのね」
どんな言葉でも形容しがたいが
ひとつ言うなら
今までの人生で見聞きしてきたどの神様より
人間っぽかった
でもやっぱり人みたいで人じゃ無かった
「家に行ったらいなかったから、焦ったー」
何故、今なんだろうか
「急にどうしたのよ、こんなとこきて」
私をずっと見てたならわかるはずだ
「最近ずっと家にいt『死ににきたの』、、、」
新卒で就職した会社は超ブラックで
パワハラ、セクハラの毎日
体も心ももうボロボロ
胃も腸も精神も
好きだったカフェ巡りも
街に出た瞬間息ができなくなるからやめた
耳もストレス性難聴でもうほぼ何も聞こえてない


あれ、何で、
あの日から
どんなに爆音で聞いたって
どんなに耳に近づけたって
何にも聞こえなかったのに
どうして
「現代の人間は1人あたりが抱える問題の量が多い割に自分1人では解決できないことの方が多いみたいね。
ずっと上から声かけてたんだけど、ずっとあなたの近くにいるあのジジ、、、ん“ん“。おじさんが邪魔で聞こえてなかったよね。あの日からあなたは音を感じることを諦めちゃったから、そうなると上から言っても聞こえないの、だから降りてきたの。」
じゃあもっと早く降りてきてよ
私の耳が聞こえなくなる前に
会いに来てよ
「いや〜それがさ〜ここまで遠いのよ!帰るのはすぐなんだけど、降りてくるまでは、えっと人間でいう
“一年と半年”だったっけ?」
『え、そんなかかるの』
「そうなの!もう長かった〜」
『どうやって来たの』
「それは〜いえないんだけどぉ〜、でも危なかった〜
だってもうすぐ入れ違いになるところだったから、、
間に合ってよかった」
『、、、。』
「ねぇ、せっかく一年半かけて来たからさ、
夜が明けるまででもいいの、朝が来たらどうしてもいよ、あなたの体だから、明日を生きても、上に行くでもどっちでもいい。けどさー
さっき寝た鳥が起きるまで
あなたの言葉で、あなたの話を聴かせてよ。、、、」
『何それ、、、、、、変なの』

神様が舞い降りてきて、なんやかんやいって私の自殺を一旦やめさせた後
神様は私の隣に立って
廃れたビルの屋上の錆びれた柵に手をかけて
こう言った
「えーっとじゃあまずはー、、好きな食べ物から!」

いや

『ずっと見てたのにそこからかよw w w』

6/17/2024, 1:36:46 PM

未来 

私にとって
未来というのは希望でも光でも
何でもない
ただの恐怖対象だった
怖かった、ただ怖かった
何か大きな変化が訪れるのだとしても
このままずっと苦しい“今の延長線”だとしても
どちらにせよ耐えられる気がしなかった

未来を思うのが苦手なのは
想像もつかないのではなく
自分がその日まで生きてないからだと思って

未来の話をすると悲しくなるのは
あなたの描く未来が眩し過ぎたんじゃなくて
必ず未来が“今のままではない何か”であることを
突きつけられた気になるからだと思った

未来は怖い、そう未来は怖いんだ。


私にとって
未来と言うのは
希望でも光でもない
明日突然空からカエルが降ってくることもなければ
10年前に咲かせてからずっと咲いたままの花もない
この星で生活できなくなることは無かったし
人類はずっとなにがしかの問題を抱え
問題に追われている
だけど
明日は来るし、明日も明日が来れば過去になる
いつの日も同じぐらいの価値であるが
今だまったく同じ日を送ったことはない

明日何が起きるかわからないが
そんなのこの星でわかる人の方が少ないだろう
昔からずいぶんと変わったモノも有れば
あの日からなにひとつ変わらないモノも有るのだ

未来は面白いとは言わない、だけど
あん時死なんでよかった〜とは
今も思っとーよ。

6/5/2024, 2:14:14 PM

誰にもいえない秘密

最近は思ってない
そう言いながらもあの日からずっと
頭の隅では
死にたいと思っている
毎日毎日何かしらに追われ
楽しみにしていたことすら
面倒に感じている
あの時君のこと嫌いじゃない
と言ったが
好きとも言ってないからなと
思っている
君が僕以外の男の人が好きと知っていながら
君とキスする日の夢を見ている

絶対に覆ることのない
この場所で僕は

3/20/2024, 3:24:43 PM

お題 夢が醒める前に

夢が醒める前に
まだ夢の中にいたの?
都合の良い夢の中に?
いい加減受け入れなよ
可能性なんて元から零
諦めなよ、見てられない



おはよ
おはよう、今日もかっこいいね
そりゃ君のダーリンだからね?ハニー?
そうだねダーリン



ねぇ、いつになったらさ
それは、、、未来の私がどう考えるかかなー
、、、そっか。そーだよね

夢から醒める前にいつも思うんだ
現実〈あっち〉の方がつらい
夢〈こっち〉の方が“楽”なんだ

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