11/4/2023, 2:13:55 PM
あなたがさみしいものであるたびに、行方知れずの私の未来が手元に落ちてくるようでした。やるべきことができたような気がしたのです。あなたを守らなければいけないとか、あなたを笑わせようとか。ただのおこがましさであり、勘違いであることがほとんどでしたが。それでもあなたは私がとなりに在ることを許しましたね。あなたは私を笑わせ、守りましたね。そのことに救われこそすれ、傷つく権利など私にはなかったというのに。
11/3/2023, 1:26:09 PM
あなたのなかにわたしが映る。わたしのなかにもおそらくあなたはあなたを見出している。そのなかの互いにまた私たちを映し出す。その瞬間を繰り返していく。知らないことがまだこんなにもある。その幸を赦せ。
11/2/2023, 11:42:18 AM
水を一杯。くしゃみをひとつ。耳鳴りは止まず、そのなかであなたの声がモヤがかかったように響く。あなたの渇きが眠りの前の水一杯で癒されることはない。眠りの中、闇の中、幸福な夢の中、深く深く潜水して、大丈夫になったら、あの子の「おはよう」で目覚めてね。
11/1/2023, 10:13:33 AM
永遠に悲しんでいる。永遠に怒っている。永遠に愛している。終われ、と願いながら。仰ぎ、乞い、願いながら。この瞬間が永遠であると私は確かに知っている。地獄で生かしてよ。このままこの地獄で生かしてよ。
10/31/2023, 12:25:18 PM
ご飯を食べなくてもいい世界がほしい。勝手に清潔に保たれる身体であってほしい。気の済むまで眠って、誰にも起こされない朝が始まってほしい。私のユートピアを、あなたはディストピアと呼ぶだろう。