いす

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あなたがさみしいものであるたびに、行方知れずの私の未来が手元に落ちてくるようでした。やるべきことができたような気がしたのです。あなたを守らなければいけないとか、あなたを笑わせようとか。ただのおこがましさであり、勘違いであることがほとんどでしたが。それでもあなたは私がとなりに在ることを許しましたね。あなたは私を笑わせ、守りましたね。そのことに救われこそすれ、傷つく権利など私にはなかったというのに。

11/4/2023, 2:13:55 PM