10/27/2023, 12:01:54 PM
「コーヒーは苦くて苦手」
多分私が昨日こう言ったから、
あなたは大好きなコーヒーを我慢して、慣れない紅茶を私と一緒にすすっている。
「別に私に合わせなくていいのに」
ぼそりと呟く。
「朝はお前と同じもの飲みたいからな。
それに、紅茶も美味くていいもんだ」
そう言って、あなたは笑う。
あなたは小さなティーカップを掴んで、一気に中身を飲み干すと、「ごちそうさま」と手を合わせた。
その豪快っぷりに私は笑いながら、
「紅茶は香りを楽しみながら、少しずつ飲むんだよ」
するとあなたは、
「そ、そうなのか。次からはそうしてみる」
なんて、慌ててかちゃかちゃとカップを台所に運んでいった。
明日は私の方が少し早起きして、あなたが大好きなブラックコーヒーを入れてあげよう。
10/25/2023, 1:58:39 PM
あなたと私との関係に、
「友達でしょ?」
そうやって答えると、
あなたは一瞬傷ついたような顔をして、
「そうだよね!」
痛々しい笑顔を見せた。
あなたはきっと別の答えが欲しかったんだろうけど、
でも私もあなたから飽きるほど聞かされてきたんだよ?「友達」「友達」「友達」「友達」って。
だから今度はあなたのばん。
惚れた弱みってことで、
私の100倍苦しめばいいよ。
10/16/2023, 1:46:30 PM
あなたが現れた時、
やわらかな光がさしました。
まるで天使みたいで、
すごく安心した。
10/6/2023, 12:44:45 PM
過ぎた日々を思うのは、私だけかもしれない。
同級生はもうみんな前を向いている。
未来を見ている。
振り返る間も無いのだろう、きっと。
でも、たまには立ち止まってみてもいいんじゃないかな。だって疲れるんだし。
私はもう2年も連絡を取っていない旧友の連絡先を漁った。
10/5/2023, 11:51:53 AM
これが私であれがあなた。
並んでる星を指差して
『仲良し座』
なんてあなたは言うけれど、
私は対等じゃなくていい。
キラキラ夜空に輝く星座のあなたを、
隣で照らす月でいたいの。