6/3/2025, 7:20:40 AM
傘の中の秘密なんて、アベックがコソコソなにか秘密のやり取りや軽いキスをするという定番しか思い付かないのでパスします〜
6/1/2025, 8:41:15 AM
パン!と張った音を後ろで感じ、無意識に下唇を噛んだ。悔しい。
そのまま、自分は集中出来ずに離れた。土に矢が刺さる音がして、当たらなかったと落胆する。
後ろの彼女は数ヶ月前に入ってきた新人。だけど、どうやら才能があるらしく、ぐんぐんと上達して今や私よりも上手くなっている。3人立ちで、チームの仲間なのにチームメイトが的に矢を当てたら素直に喜べない。
あいつはどんどん上手くなっていくだろう。私の方がずっと努力しているのに神様は不平等だ
5/31/2025, 8:26:29 AM
私の報われぬ恋が、散った。ひとつ上の先輩だった。何年も想っていた。
何度か、死のうかしらなんて思ったけど、やっぱり無理で、自分の弱さに何度も打ちひしがれていた。
私は廃人になってずっと部屋にこもっていたが、皮肉にも時間は進んでしまう
ああ、厭だ
5/30/2025, 9:25:12 AM
真っ白な羽根を身にまとい、すうーっと泳いでいるのはまさに白鳥だった。
こんな池に白鳥が居るなんて思わず、ふと立ち止まった。
きらきらと輝く水面上に、数匹の白鳥が優雅に過ごしていて、私は一瞬、ここが島根ではなく、ヨーロッパの城内だと錯覚した。
じっとみつめていたら、途端大きな羽根を羽ばたかせ、いっせいに空へと飛んで行ってしまった
(あ、渡り鳥───)
そうだ。彼らは、世界を渡る渡り鳥。色んな景色を見てきただろう。そんな忙しい中私の目の前に現れてくれた彼らに、とても感謝を伝えたくて堪らなくなった
5/28/2025, 1:21:41 PM
敷きたての布団に手を当ててみると、冷たい感触がした。さらさらとした敷きたてのお布団は、睡魔を招く厄介モノ。