1つだけ
失恋をしてあの人のいるコミュニティに顔を出さなくなった。あの人のいるバイト先に行かなくなった。あの人を感じるものを次々距離を置く。
大きく距離を取るには私の歩幅は小さくて、一歩。また一歩と離れていく。昨日はLINEのピンを外した。あの人は公式ラインに紛れていく。
インスタの親しい友達を外した。ただの友達になった。ただ、未だインスタのフォローをはずせていない。これを切ればあの人との関わりは無くなり、この苦しい思いはもうしなくて済む。
来週になったら外そう。そう考えていた矢先、あの人はノートを更新した。エイプリルフール。その一言。あの日が4月1日なら良かったのに
大切なもの
泣かないでそこにはほらかけがえのない大切なもの
目を閉じれば夜空に映る優しい思い出たち
桜散る その度にまた門出の涙流したけれど
涙散る その度にまた笑い合えた僕たちがいた
泣かないで そこにはほらあなたを包む大切な人
一つ一つ流した涙 その訳を忘れないで
温かい 人の優しさに僕は応えられているのだろうか
この旅が終わる頃には その答えも見てくるだろう
この空の下
同じ星見上げて悩む僕らは 夢を握ったまま
泣き笑い支え合い信じてく
変わりゆく日々が僕らに不安の色をもたらそうともそまらずに今は歩く自分の意思道しるべに
大切なもの/ロードオブメジャー
エイプリールフール
人についていい嘘とつかない方がいい嘘がある
それを考えていたらお昼になっていた
私は嘘を考えるのが下手なのかもしれない
いや、実際に言おうとしていた嘘はあるが、「エイプリールフールに言った嘘は一年間叶わなくなる」と耳にして誰にも伝えずに終わった。
好きな人に嫌いだということも。
話をしようとすることもしなかった
何気ないふり
いつも通りの日、何も変わらない日常。
戻りたい。あの頃に。ただただ自分の気持ちに正直で真っ直ぐだった。恋をしていたあの頃に。
これはデートではなく、ただ遊びの約束である。
あなたと出かける度にあなたが私に冷えていくのを感じる。
感じれば感じるほど「この熱はあなたにとっては熱すぎる」という疑惑が確信に変わっていく。暖かさで包みたい相手を火傷させては意味がない。
私はいつも通り振る舞いながら少しずつこの熱を冷まそうとする。
あなたに触れても火傷させないぐらいの温度になるように。
たまに熱が上がるが、あなたの態度を見て覚ましていく。この熱は幻なのだと。
ハッピーエンド
ハッピーエンドとは、一体何をもってハッピーエンドなのだろう。
主人公にとって幸せなエンドならハッピーエンドなのだろうか。
それが、読者の心を揺さぶる物だとしても?
私は物語のエンドは大きくわけて3つあると考えている。
1つがハッピーエンド。
主人公にとっても読者にとっても幸せなエンド。
次にバッドエンド。
主人公にとっても読者にとっても苦しさや不快感の残るエンド。
最後にメリーバッドエンド。
主人公にとっては幸せでも読者にとっては苦しさや不快感の残るエンド。
物語は終わりが決められる。幸せな終わり方、不幸せな終わり方。それを作者が決められる。
ただ人生というものは、自分がシナリオを書けるわけではない。自分で選択することはできても、それはプレーヤーとしてである。
なので、この先にあるのが良い出来事なのか悪い出来事なのかはわからない。
ただ少しでも私の人生がハッピーエンドに向かわせたいと思うのであれば、私は自殺はバッドエンドだと思ってしまうし、人に看取られる老衰がハッピーエンドだとも思う。
個人の主観なので押し付ける気はない。ただ、最後に思い出す記憶は、悪いものにしたくないと考えている。
だからなのか。死のうと思った時に行動力が上がるのは。ライブに行き、彼らが生きがいになった。旅行に行き、県内の水族館を全て巡ろうと思った。
死ぬ前に幸せを感じたいと思うのに、そのためにとった行動が今後の生き甲斐になる。私は運が良かったのだろう。心がこの世に縋ってしまう。
死にたい理由はあるのに今日もこうして選択の機会が与えられている。
私は私が幸せだと思える人生を生きたい。それが他者から理解されないものだとしても。
私はハッピーエンドを愛せない。そうはなれないから。
だからせめて自分のために生きて、メリーバッドエンドの人生を歩みたい。