手記

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何気ないふり
いつも通りの日、何も変わらない日常。
戻りたい。あの頃に。ただただ自分の気持ちに正直で真っ直ぐだった。恋をしていたあの頃に。
これはデートではなく、ただ遊びの約束である。
あなたと出かける度にあなたが私に冷えていくのを感じる。
感じれば感じるほど「この熱はあなたにとっては熱すぎる」という疑惑が確信に変わっていく。暖かさで包みたい相手を火傷させては意味がない。
私はいつも通り振る舞いながら少しずつこの熱を冷まそうとする。
あなたに触れても火傷させないぐらいの温度になるように。
たまに熱が上がるが、あなたの態度を見て覚ましていく。この熱は幻なのだと。

3/30/2026, 5:25:14 PM