こころ

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6/20/2024, 10:55:30 AM

 あなたがいたからなんだ
 私がもう少し頑張ろうと思えたのは
 転んでも起き上がろうと思えたのは
 素直になれる気がしたのは
 恋の錯覚に酔いしれたのは
 全部が全部
 あなたがいたからなんだ

 どうか
 私が知っているあなたが
 穏やかで優しいあなたが
 本物のあなたであってほしい
 
 あなたと一緒になれないのなら
 はじめから出会いたくなかった
 触れてはいけない人が近くにいることほど
 切なく苦しいことはないのだから

6/19/2024, 11:53:55 AM


 ある朝
 私はぼんやりと歩いていた
 背後に人の気配を感じて振り返った
 傘を差したあなたがいた
 濡れちゃうよ?と言って私を傘に入れた
 私はその時初めて気付いたんだ
 雨が降っていたことも
 あなたが笑っていることも

 ただの朝を幸せな朝に変える
 それはあなただけが使える魔法
 私だけがかかる魔法

6/18/2024, 11:30:42 AM

 落下していく
 時が経てば忘れていく
 それは自然の摂理なんだろうか
 そうなるべくしてそうなるのだろうか

 明日がどんな1日で終わるかなど関係ない
 私は私を生きているのだ
 私は何かに逆らいたくて
 きっと自分に負けたくなくて
 今は空回りしている

 ああなりたいこうなりたい
 そんな理想が今の自分を
 遠くに遠くに追いやる
 私が止まったら
 また背中を押してくれる人はいるだろうか

 あれこれと考えるのをやめてしまいたい

6/13/2024, 10:24:00 AM

 あじさいが咲く小道を二人で歩いた
 丁度いい強さで手を繋ぎながら
 何度もお互いの顔を近づけながら
 あの高台まで行ったら何をしようかと
 冗談交じりで話しながら

 今日も君と過ごしている
 決して近くも遠くもない距離で
 二人きりで同じ部屋にいる
 時々たまらず恋しくなって
 無意識にその背中に寄りかかると
 必ず君は私を胸に抱く

 君は私の手を優しく握ってこう言った
 梅雨が明けたら
 もう少し遠くに行こう
 どこまで二人で行けるか
 どうしたら二人でいられるか
 そんな少し先の未来を二人で考えよう
 
 
 

6/12/2024, 11:28:59 AM

 好き嫌い好き嫌い好き
 花びらの数だけ想いが芽生えた
 子供の頃は運命を信じていた
 あの頃は好きになろうと思えば簡単だった
 すべてが遊びの延長で
 嘘もなければ真実もないのだから
 
 子供の頃はまだ知らなかった
 好きになってはいけない人がいて
 恋愛を馬鹿にする時期があって
 真実の愛は手に入らなくて
 自分のことすらわからなくなることを

 君が隣にいる
 肩を寄せ合って流れる穏やかな時に
 花びらをひとつずつちぎった
 する、しない、する、しない、する。
 君と初めて唇を重ねた
 他ならぬ愛に触れている気がした
 目を開けたら純粋な君がいた
 君のことを愛している私を見つめて笑った

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