こころ

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 好き嫌い好き嫌い好き
 花びらの数だけ想いが芽生えた
 子供の頃は運命を信じていた
 あの頃は好きになろうと思えば簡単だった
 すべてが遊びの延長で
 嘘もなければ真実もないのだから
 
 子供の頃はまだ知らなかった
 好きになってはいけない人がいて
 恋愛を馬鹿にする時期があって
 真実の愛は手に入らなくて
 自分のことすらわからなくなることを

 君が隣にいる
 肩を寄せ合って流れる穏やかな時に
 花びらをひとつずつちぎった
 する、しない、する、しない、する。
 君と初めて唇を重ねた
 他ならぬ愛に触れている気がした
 目を開けたら純粋な君がいた
 君のことを愛している私を見つめて笑った

6/12/2024, 11:28:59 AM