「本気の恋」
これは私のホントの話
私は今恋をしている…気がする
好きなのかどうなのか正直分からない
でも他の人とあの人が話しているのを見ると
なんだかムッとする自分
これはほんとに《本気の恋》なの?
1回は諦めたあの人
こ彼女が出来ていたし、なんだか態度も冷たかった
でもなんだか最近いい感じな気がする
よく笑ってくれるし、話しかけてくれることも
増えた しょうじきちょっと嬉しい
でも、こんなクズ男なんか…とも思うどっちが自分の気持ちなのか自分にも分からない
あの人が見ていないところで、 雨音が響いていますね って言ってみた日もあったもうやめてしまいたいと思ってしまう
あなたを愛していましたという意味がこめられた
その言葉に少し悲しくなる自分がいる
本当に頭がこんがらがってくる
あなたの言いなりになってご機嫌とりをする毎日
これってほんとに《本気の恋》?
これってほんとに《本当の恋》?
本気の恋end…
「喪失感」
これはフィクション 作 アイ
私は最近喪失感を感じる、何か大切なことを忘れているような…まぁそのうち思い出すよね
高校2年生の時、私は事故にあった
横断歩道を渡ろうとしていたところを信号無視したトラックが突っ込んできたらしい。全治6ヶ月の大怪我を負った。
この時からだっけ…何となく喪失感を感じるようになった
怪我がある程度治り、退院していつも通りの生活が始まった。
友達にいろいろ聞かれると思っていたけど誰も事故のことについて何も聞いてこない。
事故についてどころか休んだ理由すらも…
私は変だなと思ったけどまあいっかと何事も無かったように過ごした。
何週間かした後やっぱり気になるから、聞いてみることにした。
ねえ、どうしてもみんな何も聞かないの?
どうしてってなんのこと?
ほら、あの事故のことだよ!
え…なんでって、ねえ…
みんなが言葉をつまらせる。そんな中1人が口を開いた
アイ、ほんとに言ってるの?、みんなアイに気づかってくれてたんだよ
え、どういうこと?私、怪我しただけだしそんな気遣うことなんてあったっけ
怪我しただけだしって…その怪我だけですんだのは誰のおかげだと思ってるの?!
誰って…私はたまたま助かって、
喋り終わる前に次の言葉が飛んでくる
あんたが助かったのは〇〇くんのおかげでしょ!?
自分の彼氏が死んだって言うのに悲しくないの?
〇〇…?…かれ、し?…
そのとき、全部思い出した
私がトラックにひかれそうになったとき〇〇が助けてくれたことを…〇〇は私の初めてな彼氏だった
優しくて明るい人だった
え…死んだって、
〇〇くんはあんたを助けてかわりにトラックに引かれたんだよ?、覚えてないわけないよね
気がついたら涙が溢れていた。私が忘れていたもの、それは死んだ彼氏だったみたい
喪失感end…
「胸の鼓動」
これは私の実体験 作 アイ
私は現在中学1年生。私はこの間まで恋をしていた
それもクラスでも中心的存在のあの人に
でも、私はすぐにその恋を終わらせることになる…
彼に恋をしたのは中1になってからの話
顔もそこそこ良かったけど、そんなとこじゃなくてさりげなく優しい彼を好きになった。
「絶対に振り向かせる」そんな私の思いはつかの間にどん底に突き落とされたのだった…
もうすぐ体育祭活動が始まる、
私は彼に積極的に声をかけようとか、ハチマキを結んでもらえば…とかドキドキして仕方なかったような気がする
誰かハチマキ結んでくれないかな〜なんて言っていると、彼はいいよと言ってハチマキを私の頭に結んだ。しかもわざわざリボン結びをしてくれた
私はよし!と内心すごく嬉しかった
彼との関係も、ここまでは 良好だった
ある日、〇〇先輩まじ面白いわ〜という彼の声を聞いた。〇〇先輩は学校の中でも人気だった
私と違って愛嬌があって可愛い〇〇先輩…
まさかと思ったが、私はそんなまさかが的中することはないと自分に言い聞かせた。
その次の日くらいだったかな、彼が〇〇先輩を好きになったらしい、そんな噂がクラスじゅうをかけめぐった
私はそれが事実か彼に確認をした その答えは…
私の期待を裏切ることとなった
「そっか、頑張ってね応援してる」私はそう言いその場を去った。そんな事少しも思ってなかったけど
そういうしか無かった、彼に嫌われたくなかった
だから私はこの胸の鼓動を彼に聞かれないように
必死に抑えている…
胸の鼓動end