どうせ叶わぬ夢ならば
すべてをかけて葉桜ように
美しく散りたい
そうでないと
鋼鉄のように固められた私の意思は
そうでもしないと砕けない
すべてをかけてる燃え尽きて
灰のように飛んで
土に帰り
違う地で咲き誇りたい
花の香りとともにチャイムが響いた
ブカブカのセーラー服の袖を握り
少し見栄をはって歩いた三年前のあの日
どこか寂しげで嬉しい雰囲気を放つ校舎に惹かれ
毎日を笑顔で満たすために、日々噛み締めて送った
眩しくて思い出すだけで頬が緩む思い出を過ごした
今私は少し肌寒くてすんだ香りをかすめながら
どこか疲れ果てたセーラー服を着こなし
見慣れない赤いカーペットの上を歩いて
温かい笑みや感動で溢れた校舎に別れを告げる
今この瞬間を離すまいとスマホを掲げ写真に残した
この瞬間は滲んでもきっと輝きは残り続ける思い出を過ごした。
私達は過去を卒業します
新しい光を掴みに行きます
それでもこの眩い思い出は忘れません
ではまた会う日まで。
やっと見つけた
声を聞けば心が弾むし
些細な動きも表情の変化も
愛おしい
優しさに触れるたびに
考え方をしるたびに
あぁ出会う定めだったんだと思う
君はようやく見つけた
運命の人
透き通ったものは惹かれるが
完全に透明なものには惹かれない
不思議なものだ
見えそうで見ないからこそ興味を引き触れてみたいと思うが、すべてみえてしまえば探究の余地はなくなり熱りは冷めてしまう
飽きてしまうかもしれないけれど
君の奥を見てみたい
願いが一つ叶うのならば
君の依存的な愛情が欲しい
私が他の女に構うときの顔
よぉく見せておくれ
嫉妬に取り巻かれながらも
迷惑をかけないように自我を保とうと
もがく顔を
私のためにそんな顔をして耐えてくれる、
私のために自分の暴走を我慢してくれる、
そんなことに私は愛を感じる
多分酒に溺れて自我を忘れ
娘を殴る母の影響だろう
ドン引きするの?
いいよ?
これを考慮しながら別れを葛藤するのも
愛を感じれていいよね