自分で自分を肯定できる人になりたい。
素直に自分の気持ちを表現したい。
こんなふうに壁打ちのように言葉を並べるんじゃなくて、
目の前にいる人に対して、饒舌に話したい。
相手の気持ちを考えられるようになりたい。
明るい性格の人を妬みたくない。
自分を好きになりたい。
私の好きな人は夏でも長袖を来ていることが多い。
なぜなのかちゃんと聞いたことはないが、
だからこそ半袖を来ている姿がレアでキュンとする。
「また明日!」
当たり前に声をかけてくれた友達がいたことが
どれほど幸運だったのか失った今になって気づく。
私に声をかけてくれた彼女はもう居ないのだ。
かわりに私がねむっている彼女に声をかける。
「…また明日」
透明って何色なんだろう。
色が見えないから「透明」なのか
例えば、ガラス。
よくイラストでは水色で塗ってある。
例えば、水。
こちらも水色で表現されることが多い。
例えば、ところてん。
白色に灰色の影で表すこともある。
例えば、メガネ。
白く光った表現が多い。
でも、実際それらは何色をしている?
あなたはクレヨンのような水色の水を見たことがあるか?
多くの人がないだろう。
では、何色だろう。
そう、たぶんそれが「透明」という光の色なのかもしれない。
「これからどんな子になって欲しい…?」
反抗期最中の娘が真っ直ぐな瞳で私を見て言った。
「そりゃぁ、健康に大きくなってくれればそれで…」
「本当にそう思ってるの?」
…妙に鋭いなぁ。私は苦笑した。
健康で過ごしていればなんて建前で、
健康でいたら次は…と、つい欲が出てしまうもの。もう少し頑張ってとか出来るでしょとか思ってしまうのが事実。
勉強はあなたの為になるからと、高校進学、大学進学が当たり前。次は"いい会社"にと、就職を押し付け、
果たしてその先には何があって何が残るのか。
全部、私の勝手な理想に過ぎない。