3/28/2026, 4:26:23 PM
貴女の目が好きだった
その瞳に見つめられると
胸が締めつけられるような郷愁を
少しだけ忘れられる気がしたから
3/18/2026, 2:35:08 AM
見ている世界が違うことはわかっていた
貴方にとって思い付きもしなかったことと
私が貴方に抱いてしまった感情は
決して交わることなく存在し続けていて
だからこそ私は貴方にとって
ただそこにいる誰かにしかなれなかった
本当は最初からわかっていたのかもしれない
傷つくとわかっていながら期待して
傷つくとわかっていたから自嘲した
わかりきった結末に泣かないように
何も見ないふりをした哀れな自分に
3/14/2026, 9:51:37 AM
あの人は誰にも興味を抱かなかった
けれど悲劇の人にだけは目を向けていた
あの人に恋焦がれていた貴女は
ずっと隣に立つことを望んで
運命を代償に願いを叶えた
貴女は幸せなのだろうか
あの人の愛を手に入れるために
自身の運命を破壊して
たとえ愛する人を手に入れても
それを幸せと言えるのだろうか
3/12/2026, 10:15:01 PM
顔も名前も知らない貴方のことを
もっと知りたいと願ってしまった
馬鹿だよね
知ろうとすれば、貴方のこと
失ってしまうってわかってたのに
3/11/2026, 1:57:44 PM
気高き太陽の光に照らされた大空の下
広大な大地を彩るように聳え立つ花の王国には
常に美しい花々と活気のある笑い声が満ちていた
我が国はこんな暖かさに包まれながら
この先何百年、何千年先と続いていくに違いない
誰もがそう思っていたことだろう
しかし、そんな平穏な日常は
天を覆う厚い雲によって途絶えることになる
辺りは猛吹雪に飲まれ、大地は白銀に染まっていった
花も人々も全てが凍り
ついに世界は静寂に包まれてしまった
それから何千年と経った今も
王国の時は氷晶によって止められたままだ
いつか、この先の未来で
彼の地に春が訪れる日は来るだろうか