気高き太陽の光に照らされた大空の下
広大な大地を彩るように聳え立つ花の王国には
常に美しい花々と活気のある笑い声が満ちていた
我が国はこんな暖かさに包まれながら
この先何百年、何千年先と続いていくに違いない
誰もがそう思っていたことだろう
しかし、そんな平穏な日常は
天を覆う厚い雲によって途絶えることになる
辺りは猛吹雪に飲まれ、大地は白銀に染まっていった
花も人々も全てが凍り
ついに世界は静寂に包まれてしまった
それから何千年と経った今も
王国の時は氷晶によって止められたままだ
いつか、この先の未来で
彼の地に春が訪れる日は来るだろうか
3/11/2026, 1:57:44 PM