NoName

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5/8/2024, 11:32:47 AM

忘れられない、いつまでも。

何年、何十年、何百年経っても。
生ある限り、忘却されることはないのだろう。
燃やしても、千切っても、ぺちゃんこにしても。
きっとそれは私の海馬からは離れようとせず、
無形な傷として刻み込まれるのだろう。

憂鬱だ。

意味がないと思考を切り替えても
無意識にまた振り出しへ戻ってしまう。

非常に憂鬱だ。

それ故に、私は死を望むのだろう。

4/12/2024, 11:53:54 AM

遠くの空へ 道端で拾った小さなイシを投げてみる
まだ細く弱々しい僕の腕では全く届かない
分かっている 当たり前だ
でも 誰だってここがスタートラインだと思う
前途多難 だけど夢空で満ちている

4/9/2024, 12:45:45 PM

誰よりも、ずっと愛している。
誰よりも、ずっと知っている。
誰よりも、ずっと側にいる。

今もほら。すぐ横に。
安心する。そのフォルム。

甘い匂いの中に、ほのかに大人な匂い。
浮気なんて考えられない。
だってこんなに魅力的。

春夏秋冬、変わらずにいて。
寒ければ温めるし、
暑ければ冷やしてあげる。

誰よりも、ずっと癒やしてくれる。
誰よりも、ずっと潤してくれる。
誰よりも、ずっと味わえる。

かふぇおれ。

4/7/2024, 11:57:28 AM

沈む夕日をただぼんやりと眺めながら
どんな気持ちを水面に投げつけているの 
少女よ

靴下を脱いでスカートを捲って
膝まで塩水を浸して拳を握る
少女よ

喧騒を忌み嫌い涙する
喉はすでに裂けかすれ声もでない
少女よ

人の気持ちを理解しろと言われ
孤独に追い込まれてしまった
少女よ


沈んでしまった者として
一つ伝えよう
少女よ

この儚く冥く暗い空間で
希望をぶら下げるのは提灯鮟鱇だ
少女よ 

日常を捨て幻想に救いを求めた
ただここも腐りきっているんだよ
少女よ

だからまだここへ来てはいけないよ


4/6/2024, 5:07:13 AM

星空の下で ひとつひとつ営みを紡ぐ
一等星のように 新星のように 衛星かもしれない
いずれは寿命を迎え 爆発をするその日まで
ブラックホールにはならないように 
あの星空よりも輝いてみせよう

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