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8/10/2024, 9:59:56 PM

「終点」(一行詩)

主人を失ったモノの終点は何処なのだろうか?
       ◆     
提灯を目指して終点と云う宿を目指す
       ◆
漂う氷河に北極も南極も終点はない
       ◆
役目を終えた電車・バスの本当の終点は解体所
       ◆
廃線になる路線の終点切符で朝を迎える
       ◆
人生の終点を探してはどうも上手くいかないみたいで
       ◆
蒐集の終点はまた新たな蒐集に変えて

8/9/2024, 12:09:32 PM

「上手くいかなくたっていい」(一行詩)

まぁ人生なんて失敗する為にあるモンよ
        ◆
反省の意味で丸坊主した所で謝罪は上手くいかねぇよ
(あれ止めた方が良いスよ。)
        ◆
おしとやかに育てと願掛けても上手く育つ訳が無い
(立派なお転婆娘に育った愛猫よ)
        ◆
最初から上手く物事がいったらまたツマラナイかも
        ◆
理想と現実は比べてはいけない

8/8/2024, 11:52:47 AM

「蝶よ花よ」(一行詩)

満ち路よ 飛んで咲いて 乱れる 蝶よ花よ
       ◆
ねんごろ決めた矢先に 蝶は去り 花は枯れゆく
       ◆
惚ける視線の先には 花を品定めする蝶よ
       ◆
愛しきアナタは胡蝶の夢に微睡み
       ◆
白濁色を放ちながら 蝶よ花よに微睡み

8/7/2024, 9:16:08 PM

「最初から決まっていた」

オマエさんが放つ煙に振り回されるのは
        ◆
世捨て人になることは産まれた時から
        ◆
必要最低限の金で生活することには

8/7/2024, 3:40:54 AM

「太陽」(一行詩)

太陽光熱に足取りが遠退く
     ◆
自動で太陽光熱でお茶はあたたか~いにされました
     ◆
アメンボの水溜まり干上がりいく午後
     

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