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7/20/2024, 9:56:10 PM

「私の名前」

私の名前?めーこよ。飼い主が付けてくれたのよ。
私は二卵性でと柄の違う兄弟がいるわ。
片方はおーこ(同じ柄)で柄の違うのはカギシマ。三人きょうだいよ。

いつもはめーこて呼んでる飼い主だけど、
たまに、大奥やお局とかばばぁとかて呼んでくるわ。

どうやら私の性格を見てのあだ名みたい。
失礼しちゃう。私にはちゃんとめーこて名前があるのに、
飼い主本人があだ名付けてあだ名で呼ぶって、どうなっているのかしら?

まぁ良いけど、もうそろそろ、あら、
あの二人は何処に行ったのかしら?
ご飯の時間だから呼んでこないと。またね。

7/19/2024, 1:39:47 PM

「視線の先には」(一行詩)

視線の先には群青色の空
    ◆
視線の先にはつめた~い無糖の珈琲が入った自販機
    ◆
視線の先には君が冷や酒を飲み干し掛けている喉元
    ◆
視線の先には素足でうなじをさらけ出してる無き姿人よ
    ◆

7/18/2024, 8:45:49 PM

「私だけ」(一行詩)

それは本当に私だけに見せてる表情かしら?
       ◆
私だけ本当のお金の存在を知っている
       ◆
「私だけが特別」自惚れているお局様よ
       ◆
私だけが知っているわ アナタのツキの無い顔

私だけだろうか切手・包装紙収集をしているのは

私だけだろうかガラホに戻りたいと思っているのは
      

7/17/2024, 2:30:07 PM

「遠い日の記憶」(一行詩)

遠い日の記憶を引きずって死に切れぬ
      ◆
遠い目をしている君の視線の先にはバニーガール
      ◆
遠い日の夏に男根をなぶる悲しき哉
      ◆
遠い日の君の乳房を思い出すバスタオル

7/16/2024, 8:44:45 PM

「空を見上げて心に浮かんだこと」

夏の朝方の群青色の空を見上げれば
虚空の表情になり
下を見れば
現実に引き戻され

ちっぽけな世界に
虚空たる空が広がって
余裕がある内は
幾つたる表情を見せる
気候を見せ付けられるのだなと

心か荒れても
空はいつもの表情なら
それで良いし

空が荒れてるなら
お前も私と同じなんだと
思える精神的余裕だ

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