「終わりにしよう」(一行詩/詩)
何度思ったことか 散乱した型抜き
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終わりにしようと云った瞬間に
君は吸い上げ途中のストローで返事をした
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終わりにしようと思う度に終わりにしない 検索巡り
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終わりにしようと思う度に新シリーズを蒐集してしまう
「手を取り合って」
損得勘定で付き合ってる奴らが
いきなり手を取り合ってくるなら
こっちからお断りだ
手を取り合って生きていくなんて
そう簡単にいくものじゃないぞ
途中で破綻するものなのさ
「優越感・劣等感」
人生において
優越感、劣等感はツキモノだ。
人によってはこの二つを感じる割合は異なる。
どちらも同じ割合で感じる人は少ないだろう。
学年が上がる度に集団行動で優越感、劣等感は増す
最高潮なのは中学高校ではないだろうか。
大学・社会人になれば益々優越感、劣等感のレベルは桁違う。
結果を残さなければならないと云う使命感も生まれてくる。
何をするにも張り合い、
優越感、劣等感を産み出して
妬みも恨みも産み出して
人間は面倒だね。
考え方・使え方を間違えてしまえば
自分の人生を狂わせる
「これまでずっと」(一行詩)
これまでずっと黙ってて御免
「実は雌なんだよね」とふっくらお腹を見せてきた野良猫よ
◆
これまでずっと居てくれてありがとうな 俺の在籍よ
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これまでずっと避けてきたモノはこれからもずっと避ける
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これまでずっとあったモノが急に居なくなって買えずにいる
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もう無理なんだとこれまでずっと騙し続けながら使っているテーブル
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これまでずっと使っていたガラホ この先も製造続けてくれ
(遅い七夕願い)
「1件のLINE」
1件のLINEで
お友達作りもお金作りも手に入るし(かもしれない)
人生においての喜怒哀楽も天国と地獄も味わえる
全てがこれ一つで成り立っちゃうて
便利だよね。怖いよね。得るのも失うのも。