この場所で
もうずいぶんと前になるけれど
私にとってこの場所は少し距離をおいていた時間が長すぎて、敷居が高いと感じていた場所でもあった
なのに久しぶりに訪れたこの場所で、あなたと初めて出会った
それから一年も経たないうちに、この場所でお世話になった方々に見守られ結婚式を挙げていたっけ
絶対に結婚なんてしないと思っていたはずなのに不思議で仕方ない
大きな何かに二人動かされたとしか思えない
けれど今となっては、あの時この場所にあなたと私を巡り合わせてくれたことに感謝している
平凡で慎ましく、派手なことなんて何にも無くたって、上手くいかないことがあったって、小さな幸せに目を向け見つけては笑いあう毎日
今、この瞬間に感謝しながら日々を過ごせていることが、当たり前でなく奇跡というのだろう
ありがとう
花束
お花はプレゼントするほうが多い
最近はアレンジメントでのプレゼントが増えたかな
お花屋さんから持ち帰る時、花束はその存在感をなかなか隠しきれない
大きくても小さくても関係ない
すれ違う人の視線を感じることも
確かに私だって逆なら見ちゃうしな
「これから誰に渡すのかな?」「プレゼント?」
「きれいだな!」「お祝いかな?」なんてね
花束って貰う側はもちろん嬉しいけれど
買う側もとてもハッピーな気持ちになれる
特にお店で出来上がる工程を見ていたら尚更だ
渡す相手のことを考えてワクワクする高揚感
そんな幸せを感じていると、私も花束の一部になったみたいに素敵なオーラを纏っているのかもしれない
明日は特別なことは何もないけど、自分のために好きなお花でも買おうかな~
なんのお花にしようか
明日の楽しみを妄想して幸せな気持ちで眠れそう!
私かなり単純です
スマイル
どうせなら毎日笑顔がいい
人から微笑んでもらうのも
人に微笑むのも
笑顔からすべて始められたら
いいことありそう
眉間のシワより目尻のシワを刻んで生きたい
どこにも書けないこと
私の心のどす黒いところは
とてもじゃないけど晒せない
表向きには人当たり良さそうに見られるけど
人からの評価や嫌われたりするのが嫌なだけで
言いたいことも言わずにいる
言えないのではなく言わないのだ
言うと自分の気持が塞いでしまうから
どこにも書けない私の想い
その場で言いたいことを言えたなら
やりたい事をなんと躊躇もなくやれたなら
どんな私になれるだろう
ブランコ
子供の頃から何度も同じような夢を見た
最近はあまりに見ていないけれど
公園のような場所で心地よい揺れを感じながらブランコを漕ぐ
最初は楽しく乗っているのだけれど、少しずつスピードが上がってくる
心地よさを超え不安がどんどん増す
更に揺れはどんどん早くなり、ブランコが支柱からちぎれて飛んでいってしまいそうな勢いに不安でいっぱいになる
降りることも止めることもできずなんとか乗っていることしかできない
でも次の瞬間、手が離れ体がふわりと宙に投げ出される
放物線を描き体が地面に着地するけど、夢だから痛みは感じない
けれどブランコの揺れは止まっていない
揺り戻されるブランコが眼の前に迫ってくる
避けようもなく、ああもうこのままぶつかってしまうのか…
と思った瞬間に目覚めるというお決まりのパターン
ブランコの形は夢を見る時により様々に変わるけれど、概ね流れは毎回同じ
このような夢の意味とは一体?