カーテン
パッと見では分からない
ずっと西日を遮ってくれてたから
紫外線のストレスを受け続けていたのかな
ある時ちょっと強く引いたら
「ビリリ」って、簡単に裂け目ができてしまった
自分が壊れかけた時と同じなのかもしれないって思った
なんとも無いように見えるけど
定期的に事前にケアすると
壊れてしまう前に気づけて、修復もできる
自分を丁寧に扱うって全てに繋がるのね
突然の君の訪問。
風邪で会社を休んだ日
突然うちに訪ねてきた君
全く予想していなかったから
嬉しさがこみ上げ
かえって熱が上がりそう
君のサプライズは大成功
割と勘の鋭い私には
風邪引いたくらいでなきゃ
多分こんなに驚くことできなかったよ
雨に佇む
みんなみんな流してほしい
私の中に知らない間に澱のように溜まった
黒い感情
それに気づき自分を変えたいと思うなら
この雨に佇み
そのなかに身を置けば
涙を流しても
きっと誰にも気づかれない
黒い感情を流して今日小さく死んだら
明日また小さく生まれ
新しい私で毎日を歩んでいこう
向かい合わせ
久しぶりに電車に乗った
向かい合わせの座席に目を向けると
7-8人の乗客のその殆どが手元のスマホに目をむけ
何やら指を動かしている
学生や社会人問わずである
更には立っている乗客も
つり革や手すりにつかまったりよりかかったりしつつも同じ様相
ゲームなのか情報収集なのか
はたまた何かの勉強中なのか
なんだか忙しないな…と感じて
思わず私は目を閉じた
やるせない気持ち
実家の両親
さすがに老いがはっきり目に見えてくる
ちょっと入院したときには
驚異的な回復を見せたものの
筋肉が落ちますます小さく
弱々しく見えることもある
あんなに頼りにしていたはずなのに
いまは頼られることも多い
自然の摂理とはいえ
これは結構やるせない気持ちを感じざるを得ない
救いなのは毎日なんやかんやと
2人で楽しんで笑っていてくれること